新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

兎角この世には

2024-12-01 08:04:35 | コラム
意外な事が起こるもののようで:

大学フットボールの世界の出来事:
万人向きの話題ではないが、当方にとっては大きな出来事なので、取り上げる次第だ。今年から甲子園ボウルに出場する為には、全国の大学リーグから勝ち上がってきた大学のトーナメント方式となり、決勝戦に残った2大学が12月15日に甲子園で優勝を争うようになったそうだ。

但し、関東と関西の両リーグからは3位校までがこのトーナメントに出場となっていた。そこで、関東1位の法政大学と関西1位の立命館大学がシードされた。因みに関東の順位は上から「法政大学、早稲田大学、慶応大学」で、関西は「立命館大学、関西学院大学、関西大学」となっていた。

フットボール界では昔から「西高東低」の気配が続いているので、甲子園ボウルは関西の立命館大学と6連覇を目指す関西学院大学の争いになるのではないのかという予想が有力だった。かく申す私もそうなってしまう確率が高いとは予測したが、その反対に法政大学対早稲田大学の決勝戦という事もあり得るかと、少しだけ閃いてはいた。

それと言うのも、早稲田大学は「イザ」と言う時には、想像も出来なかったような潜在能力(なのだろうか)を発揮する精神力(と言えば良いのか)を発揮する、秘めたる強さがある事は、過去に同大学の多くの運動部が立証して見せていたからである。

ところが、今朝新聞を見れば、何と予想できなかった事で、法政大学オレンジが17対17のタイブレークに持ち込んでFGを決めた3点を先取した後で、関西学院大学ファイターズがFGを失敗して「まさか!」の敗退になったとの記事があった。丁度そこまで読んだところで、NHKのニュースで両校の同点となるTDと、FGの成功と失敗の様子を見せてくれたのだった。

YouTubeなどで垣間見ていた今年の関学には独特の冴えがないかのように見えていたが、土壇場では切れ味を見せるのかと思えば、案外の敗退だった。この有様では本12月1日に行われる立命館大学パンサーズ対早稲田大学ビッグベアズの準決勝戦では早稲田が勝ち上がって史上初(なのかな)の関東の大学同士の甲子園ボウルになるのかなと、不思議な予感がしてきた。

だが、残念な事に、時代に遅れた我が方の器機の備えでは、この世紀の一戦を見る事は出来ないのである。そこで、夕方にでも検索して様子を知れば良いかと思うのだ。何れにせよ、兎角この世には思わぬ事が起きるものなのだと、あらためて今朝の新聞とニュースで知った次第だった。


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