新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

アジア大会のバスケットボール代表選手4名の大失態:

2018-08-21 08:03:44 | コラム
山下泰裕団長以下役員に監督不行き届きの責任はないのか:

私は1970年から72年の冬にかけて東南アジアと韓国に出張する機会があった。未だアメリカの会社に移籍する前のことだ。事前に言智についてある程度のことは経験者から聞かされていたが、それらの諸国では法規制を無視するであるとか、袖の下が有効であるという事実を見せつけられて、何となく我が国との対比で優越感の如きものを味わえたのだった。さらに風紀(spring sales?)という点では何処の国も似たようなものだった。

私はバスケットボールの男子代表選手たちにどの程度の海外遠征の経験があるのか知らないが、今回の出来事は非常識で自覚がない大失態である。外国にはそういう誘惑というかその機会は我が国よりも遙かに数多くあるとは聞かされていなかったのだろうか。役員や監督たちは「自制せよ」とは言ってなかったのだろうか。いや、選手団結成の際に男子だけを集めて然るべき注意というか警告をしておかなかったのだろうかと思う。

私は1997年にインドネシアには2度出張の経験があるが、担当した商社の駐在員からは「絶対に単独行動は避けて欲しい。外出は当社が計画しバスを準備するのでそれだけを利用願いたい」とはっきりと申し渡されていた。さらに「どうしても単独で外出したければ、強盗に遭った時に備えて10ドル程度だけ持って出ること」とも聞かされていた。即ち、ジャカルタでも単独行動は論外だということだ。いや、安全を確保する意味からも「無断で単独の外出は厳禁」くらいは言い渡しておくべきだったと思う。

私は新宿区の人口を論じる一文でも何度か「我が国ほど安全な国はなく、勝手に入ってきたアジア系やイスラム教徒どもは全く何の不安もなく町中を歩き回っている」と指摘して来たが、これほどの安全保障がある国は日本だけである。特に東南アジアに行けば安全がない代わりに諸々の誘惑があるくらいは常識だと思う。その点を代表選手たちに事前に十分に叩き込んでおかなかったとしたら、山下泰裕団長以下役員の責任だと思うのだ。私は常識として「外国は怖いところだと認識せよ」と教えておくべきだったと言いたい。




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