「ルッキズム」を知らなかったとはと恥じ入った:
幾つになっても勉強させられるものだと、今さらながら知って大いに恥じ入っている。それが近頃ニュースや新聞?などに見かけるようになった「ルッキズム」なのだった。粗忽にも「また、何処かの跳ねっ返りが、カタカナ語を創造したのだろう」くらいに軽く考えて、念のために検索してみて驚かされた。
何と、それはジーニアス英和にも載っている堂々たる英語で“lookism”だったのだから。意味は「容貌、外見による差別」で「外見至上主義」ともいうようだった。語源(由来?)は“look”という単語と“ism”を繋ぎ合わせたとの解説もあった。知らなかった我と我が身の浅学非才を恥じた。だが、Oxfordには何故か載っていなかった。
なお、LIFULL Storiesというサイトには「ルッキズムという言葉は、1978年の雑誌「ワシントンポストマガジン」で初めて使用されたといわれています。そこで掲載された「Fat Pride」というタイトルの記事に、太っているだけで尊厳を傷つけられたとして抗議活動をした人々が作った新語がルッキズムだと紹介しています。」とあって、故事来歴まで勉強させて貰えた。
これを読めば、アメリカが発祥の地とあっては、誇り高き英連合王国の権威ある辞書には載っていない訳だと知り得たのだった。今回の教訓は「迂闊にまたぞろ何処かで誰かが新手のカタカナ語を創り出したのだろうなどと決めつけない事」だった。
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