平穏無事に終わったようで何よりでした:
折悪しく6日から湯治に当時かけており、今朝ほどは帰宅の慌ただしい準備中だった。と言うのも、昨夜は早寝で、早朝も朝5時に入湯、時間が決められた朝食、荷物作り、忘れ物チェック、駅までのシャトルバスの予約等々に忙殺された。言い訳としては、ホテルも商売繁盛で何とか予約が取れたバスは朝9時半で出発という具合で、落ち着く暇が無かった。
従って、共同記者会見も飛び飛びにしか見る余裕がなかった。トランプ大統領が専ら慎重に原稿を読んで、当たり障りのない儀礼的な事ばかりを述べられ、我らが石破首相も同様に儀礼的な辞を述べていたのには、やや意表を突かれた感も。確かに「テレビで見てきたよりは穏やか云々」というようなジョーク(ユーモア?)を入れた勇気は良かった気もしたが、聞き逃していたのは残念!
アメリカの女性記者が議事堂突入の1,500名の釈放を質問していたのは驚きだったが、トランプ大統領の反応を観察するだけの時間の余裕がなかった。あの記者はこの機会に日頃質問できなかったことを「この機会に」と、持ち出したのだろうか。石破首相の初会談と関係があるのだろうか。
飛び飛びに聞いた限りでは、無難な話し合いに終始したのかなという印象。後報を待とう。USスティール買収を「投資」に切り替えた着想と表現が、トランプ氏だったのかどうかは不明だが、良い方向に進んだともう。但し、前日?に、USSのCEOに説得されて、流石のトランプ大統領も目覚めて事態を認識したのかと疑いたくなる。(余計なお世話だが、あの会社はスチールではない)
私は側近乃至はチャンとした有識者が、トランプ大統領に向かって勇気を以て何事についても「貴方の考えは間違いです」と進言する必要があると思う。だが、トランプ大統領は自説を曲げず、所謂レクチャーは容易に受け入れないと報じられているようだが。
私はもしかして何か波乱が起きるのかと懸念していたが、途切れ途切れに見て、聞いていたニュースでは、トランプ大統領が大事な同盟国の日本との関係を一層強固にするよう配慮されたのかと考えた。あるいは、官邸と外務省が懸命に賢明な作戦を立てた上に、事前の調整が卓抜だったのかと思うようにしている。
帰ってきたばかりで考えが十分に纏まっていないが、兎に角感想を述べておきたい衝動にかられた次第。また、希望的観測としては「石破茂首相は故安倍晋三元総理を凌ぐトランプ氏と昵懇の間柄を築き上げる第一歩だったら素晴らしい」と言って締めたい。
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