1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

2018年5月23日受信 中国語FMラジオ放送

2018-05-25 | Weblog
この日の16時過ぎあたりからEスポが開いていることに気づき、FMラジオの周波数をチェックすると弱いながらも韓国語と中国語による信号をキャッチ。

当日、受信できた周波数はメモした限り101.85MHz 103.70MHz 102.20MHz 90.95MHz 91.10(韓国語)となっている。
103.70MHzを最初受信したとき尾崎豊"I Love You"が流れてきたので日本のFM補完と思っていたら中国語による放送。残念ながら尾崎豊の曲は録音できなかったが 時報(日本時間17時)の後「なんとかRADIO」とアナウンスがあり、その後、女性の声で中国語で何か言ってたが、そのなかで"Taipei"(台北)と言ってたような気もする。

当日、青森県内で沖縄のFMラジオが受信できたレポートと、尾崎豊の曲が流れていたことから判断すれば台湾のFMラジオの可能性が高い。
今回も約3分ほど録音しておいたのでYouTubeへUPしておいたが、だいぶ聴きづらい。
やはり外へアンテナを設置したいものだ。

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中国、ベトナムと海上共同開発協議へ 日本とフィリピンとの領有権問題における立場を強化

2013-10-20 | Weblog
中国はベトナムとの領有権問題における態度を変えた。ロシア極東研究所のアレクサンドル・ラリン専門家によると、中国は譲歩に向かっているという。
中国とベトナムは、南シナ海の共同開発について話し合うための作業グループを設置することで合意した。中国は日本や、フィリピン、マレーシア、ブルネイなどの国々とも、石油やガスなどの資源が豊富な南シナ海の領有権を巡って争っているが、これらの国との間に作業グループは設置されていない。
作業グループ設置に関する合意は、中国の李首相のベトナム訪問の主要な成果の一つとなった。李首相はベトナムのズン首相と会談し、作業グループの設置について合意した。最近2年間で中国とベトナムの領有権争いは著しく深刻化した。
両国は軍事衝突の瀬戸際に陥った。ベトナムはASEANのパートナー国の力を借りて問題を解決しようとしたが、中国は多国間アプローチに反対した。

ラリン氏はベトナムは中国に歩み寄り、中国は従来の断固とした姿勢を少し和らげたとの考えを表し、次のように語っている。
「恐らく中国は、現在の状況が中国にとって不利に働いていると考えたのではないだろうか。何故なら中国よりも小さい国々は、中国の軍事力に懸念を持っているほか、中国の政策へも不満も抱いているからだ。
そこで中国は誰にも譲歩しないという姿勢ではなく、より柔軟に対応する必要があるとの結論に達した。中国政府は、柔軟な政策が、領有権争いを解決する成功の鍵になると考えた。そして中国は、この方針を基にベトナムと会談した。今後もそのような方針で関係が発展していくのではないだろうか。これは非常に有益で正しいアプローチだ。この方法の本質は、妥協。これはただ歓迎に値する」
専門家の意見だ。

李首相がベトナムの政府代表者と会談する前、ベトナムは日本と海上での安全保障協力を強化することで合意した。ベトナムは、中国が力を使って一方的に南シナ海の現状を変更しようとしていることに懸念を抱いている。
日本はこの状況を利用することに成功した。日本の安倍首相は、最近インドネシアで開かれたAPECサミットで、ベトナムのサン国家主席と会談し、両国は海の安全保障分野での連携を進めることで合意した。同時に日本は、中国との領有権問題を抱えている他の国々との協力も強化しようとしている。
例えば日本はフィリピンの沿岸警備隊のために、パトロール用の巡視船10隻を供与することで合意した。これにより、中国との対立におけるフィリピンの立場が著しく高まる。

なお中国はベトナムとの協議では主導権を握ったと考えられる。中国とベトナムは、戦略的パートナー関係でも結ばれている。しかしフィリピンとの関係はより複雑だ。
フィリピンはアメリカの非常に強い影響下にある。アメリカは中国がフィリピンをアメリカから奪い取ることを許さないだろう。何故ならその場合、中国を押さえ込むための、いわゆる重石を一つ失うことになるからだ。
中国がベトナムと合意に至ったことで、日本とフィリピンとの領有権争いにおける中国の立場が強まった。現在、中国との領有権問題を抱える国々で反中同盟を築こうとする試みがある。しかし中国とベトナムの合意により、その動きが阻止される可能性がある。

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10月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

朝鮮危機をめぐる悪循環

2013-05-20 | Weblog
原子力空母ニミッツが参加して行われている米韓軍事演習について、北朝鮮は自国の安全保障に深刻な脅威を与えるものであるとの考えを示している。
また多くの専門家らはアメリカの行動が挑発であり、常識では考えられないと指摘している。
米韓両国の合同海軍演習は、朝鮮半島付近で昨日(13日)開始された。演習の目的は敵ミサイルの捕捉および迎撃、対潜防衛、航空部隊による攻撃への対処などとなっている。

最近に至るまで、国際世論は大戦争が勃発するのではないかと懸念していた。今のところ緊張は緩和し始めているとも思われるが、韓国とアメリカは強硬路線を貫いている。北朝鮮による声明が少し平和的になったと見るや、アメリカと韓国は軍事演習を行っている。そのような行動は北朝鮮から見れば挑発以外の何物でもないだろう。その結果、朝鮮危機は永続的性格を帯びることになっている。
北朝鮮が5年以内に核弾頭を搭載したミサイルを開発するという見方もある。しかしこれは未来のことだ。現在のところ、韓国はアメリカの支援なくしても北朝鮮に勝利することができるだろう。

つまり韓国にとって恐れるものは何もない。北朝鮮ができることは、せいぜい脅迫することぐらいだ。それならば、すでによく知られている力を、わざわざ誇示するために、どうして多額のアメリカ市民の税金を投入する必要があるのだろうか。おそらく、地域における自らの覇権を確実なものにするためだろう。

ロシア科学アカデミー極東研究所・朝鮮センターのキム主任研究員は、それは朝鮮半島における緊張緩和には、つながらないと指摘している。
「アメリカの意図は明らかだ。韓国の意図も明らかだ。そしてまた北朝鮮による行動の動機も明らかです。7月にはまたいつものように緊張が高まることとなるでしょう。その次は8月です。7月は朝鮮戦争停戦合意が結ばれて60年目ですから、両者がそれぞれ自分が勝ったと主張することになる。言葉の上の戦いが始まるのだ。8月には米韓の大規模な軍事演習が行われる。それには原子力空母、原子力潜水艦、イージス艦などが参加する」
主任研究員のコメントだ。

残念ながら、このような悪循環から抜け出すことは、ますます困難になってきている。

5月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル