●民主改革評議会はタイ経済の成長促進に、力を入れる方針を再確認
した。
今回の政変によって タイの対外的なイメージが低下し、これが経済に
も影響すると指摘されていることもあり、民主改革評議会は経済的な
問題を解決することに、重点を置くことにしている。
またタイでは10月1日から新しい(?)がスタートするが、先に民主改革評
議会の指示に伴い、関係当局が来年度予算に付いて討議した。
来年度の国家予算は歳出1兆5千億バーツ、歳入1兆4千億バーツで1
千億バーツの赤字となっている。
来年度予算は関係当局による調整が行われるものの、大枠には変更
がないとされている。
また近く発足する暫定政府には、景気刺激策に投入するため1千億バ
ーツの予算が割り当てられることになっている。
また首相関係者によると今回の政変により、今年のタイ経済の成長に
大きな影響が及ぶことは考えられないとした。
これは今年後半は、タイ経済の成長が減速するとの見方が以前からあ
り、今回の政変が成長率をさらに、大きく引き下げることにはならないと
の考えに基づいたものだ。
このほか予算庁によると来年度は数日後にスタートするが、来年度予
算の執行開始は3ヶ月遅れの、来年1月ごろになりそうだとした。
●TV局のChannel 9を運営するMCOT社の社長を含む役員が辞任するこ
とになった。これは今月19日に、当時のタクシン首相がニューヨークから
自分のメッセージをTVで放送するよう求め、それに応じてバンコクに非常
事態宣言を布告するとの言葉を、途中まで放送したことによるもの。
この放送に対しては各方面から批判が出ており、MCOT社の役員はその
責任をとって辞任することになった。
●民主改革評議会は今後の暫定政権の樹立や、暫定憲法制定のスケジュ
ールを発表した。
それによるとこの数日中に民主改革評議会は、暫定首相の認証を国王陛
下に求める予定で、また暫定憲法も同時に発行するとした。
これと同時に民主改革評議会は実権を暫定政権に委譲し、その名称も国
家治安委員会に改められる予定。
この委員会は暫定政府をバックアップすることになっている。
また暫定憲法では暫定的な立法府、議会が設けられる予定。この議会で
は補選で憲法起草者の候補が選ばれ、その中から起草者が選出されるこ
とになっている。
これに続きこれらの起草者や専門家からなる、憲法起草のため特別委員
会が設置される。この委員会が恒久的な憲法の草案をまとめた後、暫定
政府などが、その内容を吟味することになっている。その後も様々な人々
の意見を聞くヒアリング、そして国民投票が行われて恒久的な憲法が承
認、制定されることになる。
※(?)はノイズで聴き取れず
した。
今回の政変によって タイの対外的なイメージが低下し、これが経済に
も影響すると指摘されていることもあり、民主改革評議会は経済的な
問題を解決することに、重点を置くことにしている。
またタイでは10月1日から新しい(?)がスタートするが、先に民主改革評
議会の指示に伴い、関係当局が来年度予算に付いて討議した。
来年度の国家予算は歳出1兆5千億バーツ、歳入1兆4千億バーツで1
千億バーツの赤字となっている。
来年度予算は関係当局による調整が行われるものの、大枠には変更
がないとされている。
また近く発足する暫定政府には、景気刺激策に投入するため1千億バ
ーツの予算が割り当てられることになっている。
また首相関係者によると今回の政変により、今年のタイ経済の成長に
大きな影響が及ぶことは考えられないとした。
これは今年後半は、タイ経済の成長が減速するとの見方が以前からあ
り、今回の政変が成長率をさらに、大きく引き下げることにはならないと
の考えに基づいたものだ。
このほか予算庁によると来年度は数日後にスタートするが、来年度予
算の執行開始は3ヶ月遅れの、来年1月ごろになりそうだとした。
●TV局のChannel 9を運営するMCOT社の社長を含む役員が辞任するこ
とになった。これは今月19日に、当時のタクシン首相がニューヨークから
自分のメッセージをTVで放送するよう求め、それに応じてバンコクに非常
事態宣言を布告するとの言葉を、途中まで放送したことによるもの。
この放送に対しては各方面から批判が出ており、MCOT社の役員はその
責任をとって辞任することになった。
●民主改革評議会は今後の暫定政権の樹立や、暫定憲法制定のスケジュ
ールを発表した。
それによるとこの数日中に民主改革評議会は、暫定首相の認証を国王陛
下に求める予定で、また暫定憲法も同時に発行するとした。
これと同時に民主改革評議会は実権を暫定政権に委譲し、その名称も国
家治安委員会に改められる予定。
この委員会は暫定政府をバックアップすることになっている。
また暫定憲法では暫定的な立法府、議会が設けられる予定。この議会で
は補選で憲法起草者の候補が選ばれ、その中から起草者が選出されるこ
とになっている。
これに続きこれらの起草者や専門家からなる、憲法起草のため特別委員
会が設置される。この委員会が恒久的な憲法の草案をまとめた後、暫定
政府などが、その内容を吟味することになっている。その後も様々な人々
の意見を聞くヒアリング、そして国民投票が行われて恒久的な憲法が承
認、制定されることになる。
※(?)はノイズで聴き取れず