1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

先週一週間の青森での出来事(187)

2008-09-30 | Weblog
9月22日~9月21日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■22日、黒石署員に頭突きをした、住所・職業不詳の33歳の男を公務執行妨
 害で逮捕
■八甲田仙人岱のわき水が枯れている可能性
■本県産の2007年産のリンゴ販売額は914億円
■22日、キノコ採りに出かけて行方不明になっていた、弘前に住む75歳の男性
 が2日ぶりに救助
■「あおもり検定」第一回初級試験の合格率89.3%

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■三沢米軍基地のディビッド・スティルウェル司令官が、米兵の夜間外出制限を
 検討
■22日、函館市長は大間町長との会談で「函館・大間間フェリー支援難しい」
 と難色
■カビが生えるなどした事故米が過去に南部町と三戸町の小学校の給食に混入
 されていた可能性
■県営浅虫水族館の駐車場の土産店が9月末で閉店
■23日、青森市文化会館で第十八回県民文化祭の総合フェスティバル

■あおもりバイオマス材料研究会が発足
■23日、青森市栄町の住宅新築工事現場から焼夷弾を発見
■県が「冬の農業」10事業を採択
■24日、県教育委員会は県内全市町村の教育委員会に対し、学校給食で事故米
 の使用状況の調査を指示
駅弁「八戸小唄寿司」製造五十周年を記念した特製小唄寿司を10月1日から発売

■2009年夏の五所川原立佞武多新作は「夢幻破邪」
■24日、県立高校入学者選抜研究協議会は3月中に二度の学力試験を行うことで
 合意
■24日、県内各地で強風が吹き荒れる
■事故米関係食品は県内21市町村で給食に使われる
■青森市の日赤ビル前にあるオオヤマザクラが昨年に続き、秋に花を咲かせる

■24日、青森港フェリー埠頭で旅客船火災を想定した海難救助訓練
■25日、東通村でコンブ採りに来ていた漁業の男性が死亡
■25日、青森市民ホールで牧良介さんの復刻追悼公演「だびよん劇場の人々~昔、
 だびよん劇場という名の酒場があった。~」
■7月から9月期の県内景況感が悪化
■25日、弘前文化センターで弘前美術展が開幕

■25日、青森市のホテルで本年度一回目の障害者就職面接会

すすめ、太陽をあびて―障害者の社会参加に力をつくした
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■来年6月20日に五所川原市で太宰治検定
■第三セクターの青い森鉄道の2008年度第1四半期の収入が前年同期比18.4%減
■TVのバナナ・ダイエットの影響!?県内のスーパーでバナナの品薄状態
■25日、十和田湖の県境を画定するための測量業務を開始

■25日、家電量販店で万引きした青森市教育委員会の職員に罰金30万円の略式
 命令
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■八戸市で元プロ野球選手三人を招いた「少年野球教室」
■26日、青森市で本年度のラーメンスタンプラリー開幕
■太宰生誕100年で顔写真入り記念ロゴマークを制定
■26日、東京・大田市場の東一東京青果で「ひろさきふじ」(28玉入り)初売り25万円

■外ヶ浜町の外ケ浜中央病院が10月から午後の外来を休診
■26日、県立美術館コミュニティギャラリーで第四十九回県美術展覧会「県展2008」
 の後期日程開幕
■26日、文化庁は北海道・北東北の縄文遺跡群をユネスコに提出する暫定リスト入
 り決定
■26日、県警察学校初任科第百四期生卒業式
■26日、夜に津軽地方に降った雹でリンゴ園に被害

■26日、おいらせ町で下田まつり開幕
■26日、青森市金沢の民家に刃物を持った男が進入し、63歳の女性の指にケガを負
 わせ逃走
■26日、青森市議会はプロスキーヤー三浦雄一郎氏を名誉市民とする議案に全会一
 致で同意
■26日、弘前市で「AtoZ Memorial Dog(メモリアルドッグ)」の、誕生一周年を記
 念する写真展
■26日、津軽地方を中心に降ったひょうで鶴田町のブドウ「スチューベン」にも被害

■26日、田子町公民館でアメリカ・カリフォルニア州ギルロイ市との姉妹都市締結
 二十周年記念式典
■27日、八甲田山と岩木山に初雪
■27日、青森市に住む75歳の男性が旧上北鉱山周辺で推定30キロ以上の巨大マイ
 タケを採る
■27日、三本木農業高校で犬の運動会・ドッグカーニバル
■27日、大間町でフェリー存続へ向けて町民総決起大会

■27日、八戸市・南郷野球場で熱気球まつり
■27日、三沢市で楽天イーグルス杯東北少年野球県大会の第1回大会
■田子にんにく消費拡大委員会が、来年6月に収穫するニンニクの一坪オーナーを募集
■27~28日、アピオ青森で世界のおもちゃ約百五十点を集めた「あおもりグッド・トイ展」
■みちのく北方漁船博物館で漁村のくらし展

■28日、青森市で子供を対象にした、川の汚れを調べる体験学習
■県内の高齢者主治医・いまだ登録ゼロ
■県内のごみ排出量は全国37位

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武田 邦彦
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■28日、十和田市の市民文化センターで奥入瀬渓流エコツーリズムフォーラム2008・
 奥入瀬渓流世界遺産登録研究
■外ゲ浜町で本県初の松くい虫被害を確認

■28日、県知事が降ひょう被害を受けたリンゴやブドウの被害園地を視察
■28日、青森市のアスパムで、にしおかすみこさんのサイン会

化けの皮

にしおかすみこ
ゴマブックス


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■28日、弘前公園で弘前ねぷたまつりの参加団体を中心に囃子の集い
■28日、県民福祉プラザで2008青森囲碁フェスティバル
■28日、青森公立大学で小規模作業所を利用している重度の障害者と、青森吹奏楽
 団団員らが合同コンサート

東奥日報、NHK青森放送

宇宙での成功を揺るの無いものとしている中国

2008-09-29 | ラジオ
3人の宇宙飛行士を乗せた中国の宇宙船「神舟7号」が、宇宙飛行士の1人
を宇宙遊泳させるための、最適な軌道に乗せるという作業を終えた。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
作業が成功裏に終わったことで、飛行の主要目的を実施する、次の段階に
進むことが出来た。
まもなく3人の宇宙飛行士は400万ドル以上の費用をかけて、中国が開発し
た宇宙服の準備をすることになる。

尚、神舟7号にはロシアの宇宙船オリオンも用意されている。
ロシアは中国人宇宙飛行士の成功と、ロシアと中国間の宇宙分野における
今後の協力発展の見通しを高く評価している。
ロシア工学アカデミー顧問は、ロシアと中国は宇宙飛行士の訓練、および宇
宙船の開発において、積極的に共同作業を行ってきたと指摘している。
また中国はロシアの宇宙飛行船ソユーズを、中国の有人宇宙船の基礎とした
が、本質的には自分たちで有人宇宙船を完成させたことと同じことだと述べた。
内部空間が広くとられており、計測機器は(?)な飛躍を遂げている。

今後ロシアと中国には新しい共同プロジェクトがある。
その一つがフォボス計画で、主な課題は火星の土壌サンプルを地球まで持ち
帰ることだ。
ロシアの惑星探ステーションの構成の中に、火星そのものを研究するための
中国の自動探査機がある。
もう一つのプロジェクトは地球の衛星の研究となっている。
主にこれは中国側のプログラムだか、ロシア人の専門家らもこのプログラムに
直接参加している。

このプログラムの枠組みで月の周回飛行また写真撮影、月面への難着陸、月
面の物質を採取し地球へ持ち帰ることが予定されている。
これらのプロジェクトは全て将来の話だ。
今は中国人宇宙飛行士たちが、予定されている実験を全て成功裏に終え、無
事に地球に帰ってくることを祈っている。
乗組員らは28日に地球に戻ってくる予定となっている。

(?)は聴き取れず
日本時間同6時37分に内モンゴル自治区中部の着陸場に帰還

中国が月着陸に成功すると何が起こるか
The Day Chinese Reach to the Moon
(光文社ペーパーバックス)


中冨 信夫
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9月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

カフカス危機後、初めて開かれた露米外相会談

2008-09-28 | ラジオ
ロシアのラブロフ外相は国連総会が開催中のニューヨークで、アメリカ
のライス国務長官と会談し、露米2カ国や多国間の問題に付いて協議
した。
詳しい内容に付いてロシアの声の評論委員は、次の様に解説している。
今回の会談の最も注目すべき点、それは南オセチアでの武力衝突後、
初めて行われた露米の外相会談だと言う事だ。

グルジアは8月に当時どの国からからも、独立承認を受けていなかった
南オセチアに侵攻、ロシアは平和介入という形で反撃した。
これによりロシア・アメリカ両政府間の関係は急激に冷え込んだ。
もちろんそれ以来、初となった今回の会談で全ての対立事項を解決でき
る筈はない。
ラブロフ外相も会談後、時間が必要だと語っている。

外相によれば両国は今のところ、この問題に関して共通点を見出せてい
ないということだ。
さらに言えばロシアにもアメリカにも、自国の国益というものがあり、それ
は必ずしも合致するものでないために、全ての国際問題に付いて、完全
な合意を図ることなど不可能だとさへ言っている。

ただ重要なのはロシアもアメリカも、カフカスの状況を両国関係の障害に
したくないという点を、両外相とも認めたという事だ。
ラブロフ外相は会談後、西側はロシアを罰しようとするのと同時に、協力
しようとすることになると述べた。
アメリカ政府内にも、ロシアとの協力を求める勢力が居ることは確かだ。
しかしラブロフ外相はロシアにとって重要なのは、アメリカがどんなことに
付いて協力を望み、どんなことに付いて望まないのか理解することだと述
べた。
さらにアメリカとの関係全体に付いてラブロフ外相は、必要主義というもの
がグルジアの南オセチア侵攻を、アメリカが抱いた野心に勝ってきてい
るという考えを強調した。

ロシア政府指導部の落ち着いた、そして一環した確固とした体制が可能に
しているものだ。
メドヴェージェフ大統領、プーチン首相共にどの様な食い違いがあろうとも、
ロシアはアメリカに対して、対等で誠実、固形的な対話の姿勢があることを
一貫して強調してきた。

これは平和の維持にも地球の安全、安定にも不可欠なものだ。
核軍縮問題でも大量破壊兵器不拡散、地域紛争の調停、テロ、麻薬、感染
症対策にも、また地球環境の変動や、その他の脅威に付いても同様なこと
が言える。
そう考えていくとロシアとアメリカの親密な関係というのは、地球全体の利益
に叶ったものなのだ。

今回のグルジアのサーカシビリ大統領はそうだが、冷静な判断が出来ないア
メリカの衛星国政府のために、露米の親密な関係が犠牲になることはないし、
そうなってはならないのだ。

9月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

テロ対策・軍縮・世界的金融危機が主要テーマとなった国連総会

2008-09-27 | ラジオ
国連の一般討論演説でパン・ギムン事務総長は私たちの世界が自分たち
が想像した以上に大きく変わった、また直面しなければならない問題は、
いっそう複雑化しており、その解決には国家間の対立ではなく協力が求め
られていると述べた。
この話題に関しロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。

パン・ギムン事務総長は直面している最も重要な問題として、平和と安全保
障の問題、発展と人権問題を挙げた。
パン・ギムン事務総長はこの解決のために、国際金融市場での秩序の回復、
新しい世界の金融システムの確立、テロとの闘い、軍縮問題と大量破壊兵
器不拡散の問題の促進を呼びかけている。

このパン・ギムン事務総長の発言を分析すると一見しただけで、その内容は
ロシア首脳部が現代世界に対して向ける視点、および現代世界が直面して
いる課題を解決する際の方法論に、大変似ていることが容易に判る。
これは経済に関する諸問題、軍縮問題、全ての国に確実かつ平等に安全保
障するという問題だ。

ここ数年こういった内容の発言を、メドヴェージェフ大統領とプーチン首相は繰
り返し行ってきた。
その際メドヴェージェフ大統領もプーチン首相も、この様な行動は決して対立や
敵対関係による手段ではなく、全ての世界の共同体が連帯し、調整した努力
と国家間の敬意に満ちた関係を基盤にして、はじめて成功するものであると毎
回強調している。

残念ながら国連総会において、アメリカのブッシュ大統領が行った最後の演説
では、時代の要請に応えた新しい多角的な世界秩序を構築することに対し、ア
メリカが同意のシグナルを送っているとは感じられなかった。
またブッシュ大統領の演説からは何の勢いも感じられず、何よりもオリジナリテ
ィに欠けていた。
むしろそれは昔からアメリカが取ってきた、他を救済しようとする思想そしてアメ
リカとそっくりな世界を建設するために、国連を道具として利用したいという願望
によって貫かれている。

ブッシュ大統領が南オセチアに侵攻したグルジアを、保護を必要としている若い
民主主義に見立てようとした上にこの演説は、見え透いた嘘を避けることは出来
なかった。
この様に演説の至るところで、侵略者と犠牲者を取り違えた反ロシア的な演説の
一説が、かえって注目を浴びている。

9月27日、国連総会の演説の中でラブロフ外相はブッシュ大統領に対し、然るべき
干渉するのは言うまでない。
ラブロフ外相はカフカスに関する問題も含め、国際問題全体に関するロシアの見解
を、納得のいくよう演説するであろうことは明白だ。

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国連英検指定テキスト


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New Yorkの地図はこちら

9月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

西側パートナー国に不信の目を向ける北朝鮮

2008-09-26 | ラジオ
北朝鮮の寧辺にある核施設では封印用の鉛が取り除かれ監視用の部屋
も取り壊された。
これは全て北朝鮮側の要請によって行われたものだ。
IAEAのエルバラダイ事務局長は、監視設備を取り除かれた状態では核施
設に居る専門家らは、作業が続けられないとコメントしている。

朝鮮半島の非核化プロセスは、つい最近に(?)的な状態までこぎつけたの
だが、現在すでにプロセスが中断してしまうという脅威にさらされている。
2007年、6カ国協議参加国のロシア、中国、アメリカ、日本および南北朝鮮
は北朝鮮がエネルギー支援を受け取り、先ずアメリカ側から(?)的な譲歩を
取り付けることを条件に、核開発プログラムを放棄することを取り付けた。

これに従い北朝鮮は寧辺の原子炉を中断し、そこから燃料棒を取り出す作
業を始めていた。
同時に施設の中でも、これを保管する設備が幾つか作業を停止している。
ところが8月末にはすでに北朝鮮は、核施設の使用を停止する(?)を一時中
断するという決定をとったことを明らかにした。
そしてここ数週間で原子炉を、復活させるという情報が入ってくるようになっ
たのだ。

北朝鮮はそのような行動を取る理由を、アメリカが6カ国協議で決められた合
意の中でも、最も主要な内容を守っていないからだと説明している。
これはアメリカ政府がテロ支援国家リストから、北朝鮮を外していないことを
示している。
北朝鮮がアメリカのこの様な態度に厳しい反応を見せたことは、同情の念を
呼び起こさずにはいられない。
極東研究所日本研究センター長は、アメリカは北朝鮮に対して、今まで何度
も約束したことを反故にしていることから、今回の反応も多くの面で理解でき
るとして次の様に述べている。
「1994年に4者による枠組み合意が結ばれた。この際、軽水炉型の原発を建
設するというプロジェクトが存在していた。
そのときも問題は退けられ、北朝鮮の核開発は平和利用に限定して行われ
るという保証が現れたのだ。
ところが軽水炉型原発の参加者らは、原発のゼロサイクルさへ(?)しなかった
のだ。
これに続いて北朝鮮は核分野の作業を再開し、これが元で北朝鮮情勢が非
常に緊迫化した」
極東研究所日本研究センター長は、この様に述べている。

1990年代に起きた困難な局面も現在の緊張した状況もそうだが、長期に亘る
困難な交渉の結果結ばれた合意内容が、無条件で実現化されていれば回避
できたものだ。
今、期待できることは双方が、この簡単ではない状況から何とか抜け出し、交
渉の場に立ち戻るということだ。
少なくともロシアと中国は、この方向で補足的そして間接的な努力を行ってい
る。

(?)は発音が不明瞭で聴き取れず

9月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

イスラマバードでのテロの責任をアルカイダに負わせたパキスタン

2008-09-25 | ラジオ
パキスタン政府首脳部は9月20日に、首都イスラマバードのマリオッ
トホテルで起きた爆発は、国際テロ組織アルカイダに関連した武装
集団によるものであるとの考えを伝えた。
この非人道的な行為の結果53人が死亡、226人が負傷した。
イスラマバードには哀悼と同情の意を表した電報が次々と送られて
いる。
メドヴェージェフ大統領は野蛮な行為の首謀者は見つけだされ、当
然の報いを受けるであろうとの確信を表明している。

また大統領はメッセージの中で、テロの脅威との戦いに関し、2カ国
の枠組みのなかでも、また国際的な枠組みの中でもパキスタンとの
相関関係を発展させる用意があることを確認した。

ニューヨークでは23日から国連総会が開催されるが、パキスタンのザ
ルダリ大統領は、テロへの対抗措置に付いての議題を取り上げるもの
見られている。
ブッシュ大統領との会談のなかでザルダリ大統領は、パキスタンとア
フガニスタンと国境の状況に関する問題を見直す意向だ。
またアメリカ軍機によるパキスタン国境地域におけるミサイル攻撃の
問題、そしてアメリカ軍特殊部隊による奇襲に対し特に注意が祓われ
るものと予想される。

この話題に関し、世界経済国際関係研究所の専門家は次の様に述
べている。
「隣国のアフガニスタン領内から行われる軍事行動に、パキスタンが
不安を抱くのは当然だ。
アメリカは事実上パキスタン領内で、宣戦布告せずに戦争を行ってい
るのだ。
それはアルカイダとタリバンの武装集団を追跡する必要があるからだ。
通常これらの軍事作戦は、一般市民の中から多数の犠牲者を出すこと
となるものだ」
世界経済国際関係研究所の専門家は、この様に述べている。

つい最近もアメリカ軍はパキスタン政府に通告することなく、パキスタン
領内でタリバンとアルカイダの武装集団に対する、一連の軍事作戦を行
った。
この結果一般市民が犠牲者となり、パキスタン社会に緊張が走った。

かつてアメリカ政府からの軍事政府支援に何よりも関心が高かった、ム
シャラフ陸軍参謀長・大統領の体制化では、アメリカが取り入れたその
ようなやり方に甘んじることを余儀なくされていた。
しかしながらザルダリ大統領の新しいパキスタン政権は、これを終わら
せようという意向を隠そうとはしてはいない。

9月20日、国会での演説の中でザルダリ新大統領は、パキスタンがテロ
との戦いを口実にして行動する、如何なる国家からの主権侵犯を許さな
いという姿勢をハッキリと伝えた。
一方でザルダリ大統領は演説の中で、パキスタン領内でのテロ行為と過
激主義を根絶する構えである姿勢に訴えている。

イスラマバードの位置

ジハード戦士 真実の顔――パキスタン発=
国際テロネットワークの内側


アミール・ミール
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9月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

平等を基礎としたアメリカとの協力を支持するロシア

2008-09-24 | ラジオ
アメリカのライス国務長官はワシントンで演説を行い、そのなかでアメ
リカは、ロシア及びその近隣諸国の問題にこれまでに干渉してきたし、
今も干渉しているし、そしてこれからも干渉していくだろう。
しかしそれでも尚、アメリカは現代の差し迫った問題の解決において、
ロシアその他の国々との協力を、継続していくことを期待していると述
べた。
これに関連してロシアの声の政治評論委員は、次の様にコメントして
いる。
今回アメリカが行ったような声明を、他の国の政府指導部が行ったとし
たら、アメリカは一体どの様な反応を見せるのか想像してみてください。
恐らくそうした発言が世界中を憤慨させることは間違いない。

こうしたあつかましさや国際法、国連憲章を軽視する姿勢、そして他の
国々を敬わない態度が許されるのはアメリカだけだろう。
この様な意味においてライス国務長官は、今回の発言でロシアに対す
る好戦的な態度、またロシアの内政および外交政策の歪曲において、
これまでのあらゆる記録を塗り替えたと言える。

わがままで言うことをきかないロシアに対し、アメリカと同じ様な立場を
とる様、ヨーロッパに求めるその姿勢は1940年代末に、冷戦の到来を
予言したウィンストン・チャーチルの演説に何処か似ている。
ライス国務長官自身は冷戦への回帰を否定している。
しかし一方でライス国務長官は、グルジアが最初に戦闘行為を始めたこ
とを認めめつつも、グルジアの南オセチア侵攻に対して行ったロシアの
反撃には、必ず報復が行われると述べている。

しかしアメリカ政府指導部から発せられるこうした恐ろしい発言も、ロシ
アを威嚇することは出来ない。
イタルタス通信の記者がアメリカから伝えるところによると、ライス国務
長官の演説は、形は好戦的な内容であるものの、内容は鋭さも力強さ
も無いと思えるものだと伝えている。
またこの発言はロシア政府にも特に印象を与えるものではない。
ヨーロッパ諸国はかなり以前からカフカス地方で、大戦争を引きおこしか
ねなかった、グルジアのサーカシビリ大統領のために、ロシアとの関係
を悪化させるつもりがないことをハッキリと示している。

9月19日メドヴェージェフ大統領は、新しい駐露アメリカ大使への新任状
のセレモニーで、これまで露米関係に蓄積されてきた細かい問題を持ち
出さず、過去のステレオタイプをよみがえらせず露米間のポテンシャルを、
両国関係を(?)的に新たなレベルに押し上げるために利用するよう呼びか
けている。
大統領はまたロシアは(?)と平等を基礎とした、建設的で根拠の在る対話
に向けてオープンになり、世界の安定強化に向けた共同作業を行っていく
用意があると強調した。

(?)はノイズで聴き取れず

プライドと情熱―ライス国務長官物語

アントニア・フェリックス
角川学芸出版


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9月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(186)

2008-09-23 | 青森
9月15日~9月21日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■15日、青森市のアパートで強盗致傷
■15日、元藤崎町長の唐牛甚四郎氏が死去
■15日、八戸沖で中泊町・下前漁協所属のイカ釣り船が火災、沈没
■16日、県内35の企業で来春高卒予定者を対象にした採用試験
■16日、五所川原市で果肉も赤い「赤~いリンゴ」の収穫が始まる

■16日、事務職員の横領事件を受け、県立図書館で緊急の県立学校長会議
■八戸漁連ドック跡地に建設が進められている大型商業施設の解説を来春に
 延期
■16日、女子高生にみだらな行為をした19歳の県警察学校初任科の男性巡査
 を家庭裁判所に送致
■私立弘前東高校で授業中に男性教諭が、1年生男子学生の顔を殴って怪我
 を負わせていたことが判明
■16日、弘前大学サイエンス・パークでオープンセレモニー

■16日、弘前署と県警捜査二課は振り込め詐欺で都内に住む66歳の男を逮捕
■県立中央病院の救命救急センターを新設することを決定
■ウェザーニューズによると、今年の十和田湖の紅葉は例年より遅め
■17日、第87回全国高校サッカー選手権県大会の組み合わせ抽選会
■17日、青森市下湯地区での地熱発電計画検討委員会を発足

■17日、風間浦村議会は村教育委員の後任人事案を否決となり、教育委員人事
 案の否決は今回で5度目
■17日、地震で被害を受けた八戸市公会堂の補修工事が終わり、8週間ぶりに
 使用が再開
■17日、青森地方最低賃金審議会の答申に、十和田市の男性経営者が異議申し
 立て
■青森市は相次ぐミスを犯した第三セクター「ソフトアカデミーあおもり」に対し罰則
■西目屋村の目屋ダム上流で、今月上旬にイワナが大量死していたことが判明

■三沢市銀座商店街にある貸店舗のシャッターに、アメリカ人の子どもたちが絵を
 描く
■17日、大手損害保険会社から3500万円を脅し取って逮捕されていた2人の男を、
 恐喝の疑いで再逮捕
■17日、青森市で交通死亡事故防止へ県民総決起大会
■青森市の私立・青森明の星短期大学に教育カウンセリング研究所を開設
■18日、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された、19歳の県警察学校初任
 科の男性巡査を懲戒免職

■18日、15日に青森市のアパートで発生した強盗事件で、市内に住む15歳の男子
 高校生を逮捕
■18日、十和田市の資材置き場で養護学校に通う10歳の男の子の遺体
■18日、弘前市と五所川原市で最高気温30℃を超す
■19日、県内地価17年連続で下落
■19日、東京電力、東北電力、リサイクル燃料貯蔵は東通原発の南西約12キロに
 位置する横浜断層は 
 活断層であると正式発表

活断層大地震に備える (ちくま新書)

鈴木 康弘
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■19日、野辺地高校の伝統行事・鳥帽子岳耐久登山
■19日、8日から森田養護学校高等部の1年生と3年生が、弘前市のリンゴ畑で集
 団実習
■19日、青森市職員による相次ぐ不祥事を受け、市長が市の課長級以上の職員を
 集めて訓示
■19日、みちのく銀行はYahoo!とネット販売に関する業務提携契約
■19日、今年2月に青森市で2日間に女性4人が相次いで襲われ現金を奪われた事
 件で、青森地裁は懲役12年の実刑判決

■19日、むつ中学校体育館で第三十回県少年の主張大会
■県立中央病院が本年度から2ヵ年で放射線治療をパワーアップ
■弘前大学は2009年度に北日本新エネルギー研究開発センター(仮称)を設置を目指す
■RAB青森放送製作の2つの番組が、2008年民放連盟賞で優秀賞
■2007年に窃盗罪で有罪判決を受けていた弘前市職員が、その後1年にわたり勤
 務を続けていたことが判明

■20日、青森市で県将棋まつり前夜祭
■20日、青森市で北朝鮮による拉致被害家族会代表が講演
■20日、秋田県横手市で北東北のご当地B級グルメが集まった「B級ご当地グルメ
 の祭典inよこて東北No.1決定戦」
■20日、田中真紀子元外相が弘前市での講演で、自民党総裁選を「ゴレンジャー
 内紛をやっているだけ。見なくてもいい」と皮肉る

田中角栄の人を動かすスピーチ術
(講談社プラスアルファ文庫)


小林 吉弥
講談社


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■20日、県民福祉プラザで福祉の仕事相談フェア

■20日、百石まつり開幕
■20日、県営浅虫水族館で死んだ動物たちを供養する慰霊碑の建立式典
■20日、八戸市で作家の椎名誠さんを招き「デジカメ片手の種差海岸『みちくさト
 レッキング』」

全日本食えば食える図鑑 (新潮文庫 し 25-31)

椎名 誠
新潮社


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■20日、住居侵入の現行犯で米軍三沢基地所属の21歳兵士を逮捕
■20日、県立美術館で原画でたどるプラモの歴史を振り返る「ボックスアート展」開幕

20世紀のプラモデル物語

平野 克己
大日本絵画


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■青森市にベジフルコミュニティあおもりが発足
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東奥日報、NHK青森放送

世界的金融危機に大きな損失を損害を蒙ることのないロシア

2008-09-22 | ラジオ
プーチン首相は9月16日に声明を表し、世界は大きな金融危機に瀕している
ものの、ロシアはこれに大きな損益を被らずに対処できると述べた。
この件に付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている>

ロシアの主導的企業および銀行は16日の一日だけで、かつての株価指数の
三分の一を失った。

それはアジア、ヨーロッパ、アメリカで起きている危機的状況を予測して、市場
が見せたリアクションだ。
アメリカでは大きな金融機関数行が破綻しており、これを受けてロシアの企業、
銀行にも冷たい津波のような大波が覆いかぶさった。
アジア、ヨーロッパの証券市場は過去5年間で一番低い指数を記録し、アメリカ
の取引所も2001年9月11日に起きた、同時多発テロ事件以来これほど神経の
磨り減るような思いはしていない。

まさに投機的な資本が流出することを煽る外的要因で、ロシアの証券市場は非
常に大きな緊張を強いられている。
この様な条件下でロシア財務省とロシア中央銀行は、協調行動を強化し一般の
商業銀行に対して流動性を支えるために、補足的な貸付基金を行う措置をとって
いる。
特に今日、財政関連の省庁は16日に比べ銀行支援の額を2倍に引き上げた。
それはロシア金融市場の状態を、安定化させるための措置の方法だ。

全体としてプーチン首相の声明にあるように、ロシア中央銀行がこの状況に長期
的な影響を及ぼすことの出来るツールを用い(?)、この可能性も現在検討されてい
る。
プーチン首相はこの詳細は極近い将来にも、明らかにされると述べた上で、その
ツールが用いられる際には、入念かつ慎重な検討がなされることを強調した。
プーチン首相はこれが投資家に対し、前向きな弾みをつける事になるだろうとして
次の様に述べている。
「世界経済の状況をロシアが、取り乱すことなく通過することは疑いの余地も無い。
ロシアは過去数年でこうした事態に対処する、いわゆるエアーバックを作っており、
こうしたときにこそこれが機能するだろうと確信している」
プーチン首相はこの様に述べている。

これに対し金融アナリストも、今日ロシア政府にはあらゆるポジションから、国内
のビジネスを支援するために十分な可能性があるとして次のように述べている。
「先ずロシアの証券市場を支援することが大切。外国の投資家が市場から流出し
かけている。市場を支える力が弱り激しい勢いで急降下しているのだ。
ロシア市場を下から支えてやることが、今先ずそれが必要であり、それを国から
の資金で補わなければならない。
そして二番目に必要なのは、銀行システムにお金を注ぎ込むことだ。これは国民
経済に貸付を行うための付加的資金となる。
そしてその次に必要なのは、ロシア企業への支援だ、先ず工場部門を支援し税金
を引き下げなければならない」
金融アナリストは、この様に述べている。

ロシアの取引所のアナリストたちは、すでに近い将来、ロシア証券市場に大口修
正が加えられるだろうとの、その可能性を予測している。
見方を変えればエネルギー産業、情報通信産業などロシア企業への、長期的な投
資を考えれば、今を上回るチャンスは有り得ないともいえるだろう。
株価が急落したお陰で逆に投資家には、手の届きやすい魅力的な株価が提供され
ているからだ。

(?)は不明瞭な発音で聴き取れず

9月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

サブプライム金融危機―21世紀型経済ショックの深層

みずほ総合研究所
日本経済新聞出版社


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