中国チベット自治区では先日に起きた騒乱に参加し捕らえられた者たちが、ラサ
郊外の刑務所に収容されている。
このたび現地入りが許された外国人記者らは、その逮捕者らが自らの行為を悔い
る様子を伝えている。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
ラサ入りが許された外国人記者たちは騒乱後、刑務所に捕らえられている者たち
と面談する機会が与えられた。
25歳のチベット人女性チョンダは食料品店で働いていた。その日、仕事を終えた
彼女は通りを走る住民に力ずくで仲間に率いれられ、商店や屋台を破壊する行為
を強要された。
チョンダはこれに加わったことに心から後悔していると述べている。
もう一人騒乱に加わった男性の例を紹介したいと思う。
22歳の男性は通りを歩いていたところ或る集団に捕まり、襲われた商店から物を
捨てるのに手を貸すように強要された。
暴徒らは所有者を弁えずに当たり構わず破壊尽くし、そこに居た人たちを滅多打
ちにしている。
この男性はこうした行為に加わりながらも、以前にも今にも、そして人々に何の憎
しみも抱いたことは無いと語り、自分の犯した行為に自分でも説明がつかないとい
った様子だ。
この様に捕らえられたものたちは、自ら政府に自首した者が約300名その内の111
名はすでに釈放されていると語っている。
チベット自治区人民政府の副代表は、ラサの騒乱で死亡したのはチベット人を含む
様々な民族だ。
その内18人が一般人でチベット人は3人だと伝えている。
副代表はまた中国人民解放軍の部隊は、このチベット騒乱の鎮圧に動員されてい
ないことを明らかにしている。
副代表は騒乱鎮圧に動員されたのは、警察と女性警察のみであると断言し、鎮圧
の際は銃やサイルガスは使用されず、暴徒らから身を守る為だけにプラスチック製
の楯とゴム製の棍棒で武装されていたと述べている。
ジャーナリストらが伝えている情報では、ラサの状況は現在安定しており、通りには
人が溢れ平常通りの生活が戻りつつある。
ポタラ宮殿の周りでもいつものように、巡礼者たちが歩いて祈る儀式化行なわれてい
る。
ラサの中心部では商店、レストランなどの殆どが店を開けているものの、暴徒らが押
し入ってATM機を壊そうとした、中国銀行の建物だけはまだ修復が終わっていない。
中国最大の保険会社は騒乱の結果、健康を損ねたり、財産を破壊されたなどの損害
を抱える市民らに対し、それを保障する用意があるとの声明を表した。
公式なデータによると襲撃や財産の焼き討ちによる損害額は2800万ドルに上る。
この保健会社では442の店舗そして学校が7件、住宅120件病院6箇所が放火された
他、自動車84台も火が点けられて焼かれた。
チベット自治区政府はこういった騒動が起きることで、現在は列車の乗り入れが一時
的にストップしているものの、観光面でこのラサがネガティヴな影響を受けないよう注
意している。
ラサの市長はラサは観光にも適した条件があるので、近い将来ツーリストの数が再び
元どうりになるだろうと楽観的予測を示している。
3月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
郊外の刑務所に収容されている。
このたび現地入りが許された外国人記者らは、その逮捕者らが自らの行為を悔い
る様子を伝えている。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
ラサ入りが許された外国人記者たちは騒乱後、刑務所に捕らえられている者たち
と面談する機会が与えられた。
25歳のチベット人女性チョンダは食料品店で働いていた。その日、仕事を終えた
彼女は通りを走る住民に力ずくで仲間に率いれられ、商店や屋台を破壊する行為
を強要された。
チョンダはこれに加わったことに心から後悔していると述べている。
もう一人騒乱に加わった男性の例を紹介したいと思う。
22歳の男性は通りを歩いていたところ或る集団に捕まり、襲われた商店から物を
捨てるのに手を貸すように強要された。
暴徒らは所有者を弁えずに当たり構わず破壊尽くし、そこに居た人たちを滅多打
ちにしている。
この男性はこうした行為に加わりながらも、以前にも今にも、そして人々に何の憎
しみも抱いたことは無いと語り、自分の犯した行為に自分でも説明がつかないとい
った様子だ。
この様に捕らえられたものたちは、自ら政府に自首した者が約300名その内の111
名はすでに釈放されていると語っている。
チベット自治区人民政府の副代表は、ラサの騒乱で死亡したのはチベット人を含む
様々な民族だ。
その内18人が一般人でチベット人は3人だと伝えている。
副代表はまた中国人民解放軍の部隊は、このチベット騒乱の鎮圧に動員されてい
ないことを明らかにしている。
副代表は騒乱鎮圧に動員されたのは、警察と女性警察のみであると断言し、鎮圧
の際は銃やサイルガスは使用されず、暴徒らから身を守る為だけにプラスチック製
の楯とゴム製の棍棒で武装されていたと述べている。
ジャーナリストらが伝えている情報では、ラサの状況は現在安定しており、通りには
人が溢れ平常通りの生活が戻りつつある。
ポタラ宮殿の周りでもいつものように、巡礼者たちが歩いて祈る儀式化行なわれてい
る。
ラサの中心部では商店、レストランなどの殆どが店を開けているものの、暴徒らが押
し入ってATM機を壊そうとした、中国銀行の建物だけはまだ修復が終わっていない。
中国最大の保険会社は騒乱の結果、健康を損ねたり、財産を破壊されたなどの損害
を抱える市民らに対し、それを保障する用意があるとの声明を表した。
公式なデータによると襲撃や財産の焼き討ちによる損害額は2800万ドルに上る。
この保健会社では442の店舗そして学校が7件、住宅120件病院6箇所が放火された
他、自動車84台も火が点けられて焼かれた。
チベット自治区政府はこういった騒動が起きることで、現在は列車の乗り入れが一時
的にストップしているものの、観光面でこのラサがネガティヴな影響を受けないよう注
意している。
ラサの市長はラサは観光にも適した条件があるので、近い将来ツーリストの数が再び
元どうりになるだろうと楽観的予測を示している。
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3月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル