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調停者の役割、野党に(2)

2012-10-04 | ラジオ
首相在任中、最初の外国訪問先が中国であった安部氏。当時、世界のメディアが、彼が両国関係の氷を解かしたと書きたてた。
どうやら日本外交は再び安部氏に期待を託そうとしているようだ。こうした考えを裏付ける事実がある。中国は日中関係正常化40周年の荘厳な式典を中止したが、それにも関わらず北京における祝いの行事に、小規模な日本の代表団が招かれており、その中心は自民党議員だったのだ。

極東研究所のパヴリチェンコ研究員が再び語ってくれた。
「北京を訪れた使節団には、トヨタなど日本の大企業の社長だけでなく、外務大臣、衆議院議長を務めた影響力のある政治家、河野洋平氏も含まれていた。招かれた政治家すべてが自民党の所属議員であった。
このことは中国政府が将来の日中関係について、他ならぬ自民党と話し合っていくという意向を持っていることを物語る」
専門家は、このようにコメントしている。

マスメディアでは気が早いことに、領土問題に関する最近の日中交渉が何の果実もなく終わったと書きたてられた。
しかしパヴリチェンコ氏が指摘しているように、現在のような条件下で交渉が行われたということ自体が、既に成果であるということも出来るのだ。

安倍晋三の本性
クリエーター情報なし
金曜日

9月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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