1010 Radio

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ロシアの声(11月22日放送)

2005-11-23 | ラジオ

●プーチン大統領は皇居を訪れ天皇陛下と会見し、日本公式訪問を
 全て終えた。プーチン大統領はモスクワに帰還する途中、極東の街
 に立ち寄った。
●ラブロフ外相はブリュッセルで記者会見を行い、そのなかでイランの
 核開発問題が国連安全保障理事会に付託される可能性があるとの
 見方を示した。しかし同時にラブロフ外相は、それは大量破壊兵器の
 拡散と言う、現実的な脅威が生じた場合にのみ起こりうるもので、現
 時点でそのような脅威は見当たらないとした。

●イスラエルが政治危機に見舞われている。シャロン首相は議会が政
 府の効果的な活動を妨げているとして、大統領に対し議会の解散を
 要請した。これに対し議会は首相への不信任を表明し自ら解散を宣
 言した。これによりイスラエルでは来年3月総選挙が行われる見込み。
●イスラエルでは南レバノンから、ロケット弾が打ち込まれた。発砲し
 たのはイスラム教シーア派組織で約10人の市民が負傷した。これに
 対しイスラエル軍は、空と陸から報復措置をとった。陸上での砲撃戦
 の結果、レバノンの空港が破壊された。
●国連はレバノンとイスラエルの国境で起きた武力衝突に付いて、緊
 張の高まった危険な事態とする声明を表した。

●アメリカ軍は2年前にイラクとの戦争中、猛毒のハクリンを使用してい
 たことが明らかになる。ハクリンを爆薬製造に使用することは国連条
 約で禁止されており、この条約にアメリカも調印している。
●ウズベキスタンにある、アメリカ軍の基地が閉鎖された。アメリカ軍の
 最後の軍用機が飛び立った後、アメリカ国旗を下ろしウズベキスタン
 側に基地の鍵を渡して開け渡した。
モロッコは政治分野と経済分野における、ロシアとの協力発展を進
 めていきたいとした。これはラブロフ外相のモロッコ訪問を前に、モロ
 ッコ政府の実力者ナンバー2である国務大臣が述べた。

●ドイツ連邦議会は首相選出投票を行い、キリスト教民主同盟のアン
 ゲラ党首を新たな首相として選出する。
●オレンジ革命から1年を迎えたウクライナでは、国民の多くが1年前
 に指導者らから示された約束が、未だに果たされていないと考えて
 いる。
スイスでの展示会の後、差し押さえられていたモスクワの美術館の
 絵画を乗せた、最初のトラックがモスクワに到着する。


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