ロシアのチュルキン国連大使は、モスクワとニューヨークを繋ぐビデオ会議
で、2009年の国連安全保障理事会における、ロシアの優先事項は旧ナチ
スを英雄視する、如何なる形態も批難する決議そして平和な宇宙の維持と、
情報安全保障に関する文書の採択であると言明した
過ぎ行く2008年、国連に加盟する多くの国々が、これらロシアのイニシアチ
ブによる決議を支持したか、アメリカだけが反対の意を表明した。
ファシズムを英雄化することを批難する決議に付いては、マーシャル諸島が
アメリカに同調したがマーシャル諸島の国連大使は、この問題に関する自
分の立場を現在に至るまで説明できてはいない。
一方チュルキン国連大使は全体的にロシアは今年2008年、国連における
政治の舞台で最も積極的な参加国の一つであったとの見方を示している。
今年2008年の国連の最重要なテーマは明らかだ。
それは南オセチアに対するグルジアの軍事攻撃だ。
国連安保理で会合が重ねられ、そのなかでチュルキン国連大使はロシア
には侵略国グルジアに対し、武力を行使する以外に方法は無かったと表
現した。
その結果、西側諸国はサーカシビリ大統領が実際に仕出かしたことを認識
するに至った。
一方チュルキン国連大使は多くの国々が、カフカスでの情勢を正常化する
上で、国連安保理のより積極的な役割を阻害していると指摘した。
さらにチュルキン国連大使は、次の様に述べている。
「国連はもっと説得力の或る役割を果たすことか出来るだろうが、安保理の
勢力分布により、そうは簡単にいかないということを思わせる。
特にグルジアへの兵器供給の禁止に関するロシアのイニシアチブはアメリカ、
イギリスその他の国々によって反対された」
チュルキン国連大使はこの様に述べている。
一方、国連での決議の後、反ロシア的な感情を抑制することになったのが、
ウクライナ政権だ。
160カ国は一斉に1930年代のウクライナの(?)を、ウクライナに限定された天災、
或いはウクライナ国民の(?)のサイドという見方を否定した。
ロシアのイニシアチブで多数の重要な文書が採択された。
そして国連安保理は再びイスラエルとパレスチナに対し、平和交渉を活発化す
るよう呼びかけたほか、ソマリアの海賊の鎮圧に向けた一歩を踏み出した。
チュルキン国連大使は国際社会の承認を得て、いまや海賊を海上だけではな
く、ソマリア領内でも追及することが可能であると述べた。
そらにチュルキン国連大使は次の様に述べている。
「国連はソマリア沿岸の海賊の乱暴振りに憂慮しており、今回採択された決議
は国際社会の手に海賊対策のための、大変強力な手段を与えることを意味する。
しかしながらもう一つの側面がある、もしソマリアが完全な無法地帯(電波が途
切れる)海賊達は、ここまで好き勝手に振舞わないだろう。
ご存知の通りもう何年もの間、ソマリアでは内戦が続いている。
従って現在、国連安保理の活動の二番目の方針は、ソマリア情勢の正常化支
援であり、このことが間違いなくアフリカ海域周辺の海賊問題を解決するのに役
立つだろう」
この様にチュルキン国連大使は述べている。
一方、経済金融危機が世界を、著しく緊迫とした状態にさせている問題の一つと
なったのは明らかだ。
チュルキン国連大使は、国連はこの課題の解決に積極的に関与する意向を示し
ている、と表明した。
これに関連し2009年春、国連のなかで世界金融危機サミットが開催される決定
の採択が行われた。
※ (?)は聴き取れず
2008年12月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
で、2009年の国連安全保障理事会における、ロシアの優先事項は旧ナチ
スを英雄視する、如何なる形態も批難する決議そして平和な宇宙の維持と、
情報安全保障に関する文書の採択であると言明した
過ぎ行く2008年、国連に加盟する多くの国々が、これらロシアのイニシアチ
ブによる決議を支持したか、アメリカだけが反対の意を表明した。
ファシズムを英雄化することを批難する決議に付いては、マーシャル諸島が
アメリカに同調したがマーシャル諸島の国連大使は、この問題に関する自
分の立場を現在に至るまで説明できてはいない。
一方チュルキン国連大使は全体的にロシアは今年2008年、国連における
政治の舞台で最も積極的な参加国の一つであったとの見方を示している。
今年2008年の国連の最重要なテーマは明らかだ。
それは南オセチアに対するグルジアの軍事攻撃だ。
国連安保理で会合が重ねられ、そのなかでチュルキン国連大使はロシア
には侵略国グルジアに対し、武力を行使する以外に方法は無かったと表
現した。
その結果、西側諸国はサーカシビリ大統領が実際に仕出かしたことを認識
するに至った。
一方チュルキン国連大使は多くの国々が、カフカスでの情勢を正常化する
上で、国連安保理のより積極的な役割を阻害していると指摘した。
さらにチュルキン国連大使は、次の様に述べている。
「国連はもっと説得力の或る役割を果たすことか出来るだろうが、安保理の
勢力分布により、そうは簡単にいかないということを思わせる。
特にグルジアへの兵器供給の禁止に関するロシアのイニシアチブはアメリカ、
イギリスその他の国々によって反対された」
チュルキン国連大使はこの様に述べている。
一方、国連での決議の後、反ロシア的な感情を抑制することになったのが、
ウクライナ政権だ。
160カ国は一斉に1930年代のウクライナの(?)を、ウクライナに限定された天災、
或いはウクライナ国民の(?)のサイドという見方を否定した。
ロシアのイニシアチブで多数の重要な文書が採択された。
そして国連安保理は再びイスラエルとパレスチナに対し、平和交渉を活発化す
るよう呼びかけたほか、ソマリアの海賊の鎮圧に向けた一歩を踏み出した。
チュルキン国連大使は国際社会の承認を得て、いまや海賊を海上だけではな
く、ソマリア領内でも追及することが可能であると述べた。
そらにチュルキン国連大使は次の様に述べている。
「国連はソマリア沿岸の海賊の乱暴振りに憂慮しており、今回採択された決議
は国際社会の手に海賊対策のための、大変強力な手段を与えることを意味する。
しかしながらもう一つの側面がある、もしソマリアが完全な無法地帯(電波が途
切れる)海賊達は、ここまで好き勝手に振舞わないだろう。
ご存知の通りもう何年もの間、ソマリアでは内戦が続いている。
従って現在、国連安保理の活動の二番目の方針は、ソマリア情勢の正常化支
援であり、このことが間違いなくアフリカ海域周辺の海賊問題を解決するのに役
立つだろう」
この様にチュルキン国連大使は述べている。
一方、経済金融危機が世界を、著しく緊迫とした状態にさせている問題の一つと
なったのは明らかだ。
チュルキン国連大使は、国連はこの課題の解決に積極的に関与する意向を示し
ている、と表明した。
これに関連し2009年春、国連のなかで世界金融危機サミットが開催される決定
の採択が行われた。
※ (?)は聴き取れず
永遠のファシズム ウンベルト・エーコ,和田 忠彦岩波書店 このアイテムの詳細を見る |
2008年12月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル