水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

今年の制作開始♪

2009-01-06 00:07:08 | 制作日誌
昨年の末から、リーマンショック、トヨタショック、株価暴落で派遣切りやら景気の減退やら失業の嵐が吹き荒れて、僕も仕事薄状態で結構キツイわ。

でも、お陰で仕事が減って制作時間が大量にとれたわけで、これ幸いに昨年の暮れあたりから、集中して制作に取り組んでいます。

池の中に鉄板を沈める制作では、水の中に鉄板を入れた時の色と形、そのシルエットに興味があってね、
今回は、切り絵のような手法で作品を作ってみようと考えています。

素材は、昨年ある仕事で大学の生物実験室とかの実験台(机)を作ることがあって、その時の仕事で余った天板の材料を再利用して作ろうかと思っています。

で、既に幾つか作品を作ってみたのですが、かなりEroticismな感じで公共の場で見せるにはヤバい感じのものまで出来てしまった。

        

まぁ、今は模索の段階で、そういう制約をはじめに意識しすぎると、表現の可能性を狭めてしまう可能性があるのでね、あえて、この方向で暫く作ってみたいのよね。

女性のシルエットにこだわる理由は、今のところ知人には「Hな作風は、売りやすいから」などと冗談混じりにいってますが、女性的なシルエットを表現の中に取り込んで行く事は、次に行なう池での制作でも活用できるような気がするんですよね。

具体的にどのようにか?と問われると難しいのですが、アジアンビューティーというか、日本女性の曲線美というか、そういったもののと、今時の女の子達のもつ曲線美の見せ方に興味があるような気がしています。

池でのインスタレーションと、こうした曲線美の感覚をどのように融合させるか。

その本質を抽出できるよう、試みたいところです。