お世話になった石黒鏘二先生のやつれた様子を見て辛かった。。。
そして、いろいろな事を思い出す。
作家としての純粋性を理解しつつも
人とのネットワークの重要性とパワーバランスについて教えてくれたっけ。
「世の中は与えてから、もらうだ。。。」
「やる以上は勝たなければいかん。とにかく勝つ、話しはそれからだ。」
などなど。
普通なら誰しも口に出さない様な事をいいながら
乗り越えなければならない壁を早く越えてこい!
と、励ましてくれている様な暖かさがあった。
ただ、僕は義理やら情に流されやすく、冷徹な振る舞いができなくて、
結局、なめられて騙され損をする性分。。。
分かってはいるけれど、ガツンと打ち噛ますのは苦手。
*
でも、今にして思うと学生達を守る為なら僕も強くなれた。
自分の中でためらっていた部分が「守る」という大義名分で開放された感じだね。
おかげで公共空間や美術館との直接交渉による展示とか不可能と思える事でも実現出来たし
「僕が切り開いてやるから、あとをついてこいよ」って思えたんだよね
自尊心とか自己顕示欲とかまるっきり無いけど
「誰かを守る」立場でいられたら、僕だって戦える。
。。。そんでもって、清沢たちがいてくれたらと思いつつ
ちょっと、淋しくなって、感傷的なのかな。。。w