2008年11月頃ですが
当時、イギリスに美大生として留学していた赤井教祐君の協力により
岐阜都実行委員会の企画ということで
イギリスでのインスタレーションを行ないました。


コンセプトは、
小石の赤い断面に、大地のエネルギーや生命の源を連想させることでした。
岐阜の長良川で拾った小石を割って断面に赤色を塗ったのですが
遠くイギリス海峡の海岸の小石と同居しているのが
何とも不思議な感じがしています。
故郷の小石と外国の小石を並べ、何らかの違いに気が付ければ
それは僕独自のアイデンティティーを見つけることになるのかもしれません。
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それまでの僕は、各地の美術館や公共空間等などで
単独で交渉し作品展示を展開してきたのですが
この頃から岐阜都実行委員会の仲間と美術活動を行い
公共空間へ仲間を誘うような企画を考えるようになりました。
美術館や画廊だけじゃなくて、いろいろな場所に自分の作品を並べてみると
それまで考えもしなかった様な夢や希望が広がってくるものですからね。
将来的には、
仲間がそれぞれに企画を考え、お互いに自分の企画に仲間を巻き込みながら
広がりはじめる事を期待しています。
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大庭正也作品
清水英樹作品
鷲見広孝作品
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