マケット(模型)とか作っていてよく思うんですが
実物の実制作をしているよりもマケット制作の方が楽しいですね。
比較的スケールの大きな展示になるとどうしても一発勝負でしょ。
不測の事態とか不確定要素をできうる限り排除して、確実にできると確信を持ってから挑んでいるので、その段階に至ると、ある意味、もう何もできない。
つまらなく感じてしまうのです。
それが、模型の段階だったら、まだ自由がきくでしょ。
楽しいですね。
また、マケット制作というと実制作と同じ素材もしくは質感にこだわって制作するのが普通なんですが、僕の場合は少し考えが違うんですよ。
なんといいますか、どうせ、同じ素材や質感にこだわっても、やっぱりスケール感は出ないんですよね。
それに建築模型なんかみてみると、壮大なプランの模型になると小さなミニチュアという感じではなくて、全体のイメージが伝われば良いというか、おおよそのイメージ(ビジョン)の方が重要だということが鮮明に打ち出されて気持ちがいい!
環境芸術としてのアートを考えるときも、そのへんのところが重要だと思うのですよ。
だから、建築家の人がよくやっているでしょ。
プランを説明するのに大きなテーブルに必要以上に大きな紙に殴り書きして、クライアントに説明したりとか。。。
パフォーマンスなんだろうけど効果的ですよねw
印象に残る伝え方。。。φ( ̄ー ̄ )メモメモ
勉強になるわ。。。
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