水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

ちと余談 

2005-10-10 20:23:59 | あれこれ。。
いや~
ブラックジャック見ちゃった。。

不発弾でバラバラになった黒男くんが手術でつなぎ合わされて地獄の様なリハビリに耐え。。

10年ほど前の自分とかさなるな。。

200kgの石が足に落ちてつぶれて足の骨もバラバラ。医者からは切断の可能性を告げられ。

手術がこわくてノイローゼになったなぁw

すぐに手術を受ける事になるかと思ったら挫滅した皮膚と皮下組織が壊死していて目の前で壊死した皮膚をはさみに切り取られその下に出て来た筋繊維と切断された静脈、その横に走る神経。

手術を受けるには皮膚移植を行ってからということになって、その為には失った皮下組織が、ピンク色の組織が盛り上がってくるまで消毒とイソジンシュガー、セリエスを交互に繰り返し塗布。

その間、そんなグロテスクな傷跡を毎日拝みながら感染症を防ぐためパンスポリンの点滴を継続投与。

白髪が増え、抜け毛が激しくなり落ち込んでいたら隣の病室の女の子が足の切断をする事になって夜中鳴き声が聞こえて、他人事に思えなくて発狂しそうになった。

好きな人に連絡でもして見舞いに来てもらえれば良かったのだけど、こんなところを見られたくなくて、殆ど連絡を取らないようにしていた。

というよりは,不安で不安でそんな所を見られて辛そうな顔をされたら本当に立ち直れない気がして、最悪のときは消えてしまいたいと思っていたこともあったから。。好きな人から同情されるのは死んでも嫌だったし。

僕も男の子だったのね(笑)

何とか無事手術がおわって、めでたく退院。
でも本当の地獄はそれからだったかな。

入院中ずっとベットの上で横になっていたから体中の筋肉が萎縮。血管も細くなって、一日に15分直立するのがやっとの状態。無理に立とうとすれば貧血を起こしてブラックアウト意識が飛んだこともしばしば。。

傷のため醜く変形し腫れ上がった足をかばいながらの私生活の中でリハビリを取り入れた動きをする様に工夫を繰り返していたよ。

それでも,世間は優しくなくてさ、けっこう理解されなくて酷い目にあったな。

病院に行って「平間さんは普通に歩いている様に見えるまで回復したけど、普通の人三倍は苦労して歩いていますね」と指摘さ
れ思わず涙が勝手にこぼれた覚えがあったなぁ。

。。。。。。。

今日10月10日は怪我の治療で最後の手術日が決まった日。
何回も行った手術も最後となった日。

僕にとってはそんな記念日。

僕ってすご~い!
強靭な精神力!

ということにしておきたい記念日!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿