アートグッズと題した作家デザインによる小物の販売。
数百円程度のもですが、
その収益は作品展示の運営資金に充てられるかたちで行なわれています。
しかし、実際に露店販売を試みてみると分かるのですが、
行き交う人の眼に留まり、お金を出して買っていただけるのは
簡単な事ではない。
現代美術の作品って、一般の人から見れば 非日常であり、必ずしも心地いものばかりではありません
商業目的のデザイン志向に徹すれば
いろいろ活路も見えてくるだろうけどそれと引き換えに
作家自身のコンセプトが台無しになってしまうのは
本末転倒になってします。
作家自身の造形理念に背く事無く
一般に人達に自分の作品がどのように向きあえばよいか
作品が表現である以上、誰かに何かを伝えるのが表現なので
作品と一般の人との接点を如何に築いてゆくか
作家自身が考えなければなりません。
そして、
運良く運命的な出会いで作品が売れてゆく訳ですから
そんなチャンスを無駄にしない為の
日頃の努力が問われる場所でもあるんだよなぁ。。。
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