こんな感じで。。。
自分の感覚的には問題ないんだけど。。。
何かいろいろ言われそうだな。。。
でも、試しにやってみるかw
大学の授業。。。
僕が学生の頃は、講義中は学生の態度が悪くて騒がしく
教授の声が聞き取れないことが多かった。
聞かせる技量のある先生もいたが
殆どの先生が騒がしい学生にのみこまれ
「怒る」か、
「無視して教科書を朗読する」か、
「知らん顔して独り喋り続ける」か、
授業として成立していないこともしばしばだった。
*
しかしなかには、真面目に最前列で必死に授業を聴く学生もいたわけで
そんな学生にしてみれば態度の悪い学生と一緒にされるのには
我慢出来るものではなかった。
僕もそんな学生の一人だったから先生達にもイライラしていたかなw
だから、先生が間違っていたら喰い付いてやろうと
予習復習は欠かさなかったし、ガンガン質問攻めにした。
そんでもってマイクを持って喋るときはユーモアを交えながら
アドリブで延々と喋ってたね。
今にしてみればやり過ぎだったかなと思ったりもするけど、
あの時、僕が訴えかけたかったのは
「学生を黙らせれなんて、話し方一つ」
と、先生方に言ってやりたかったし、
何より、やる気の無い雰囲気をぶちこわしたかったんだよね。
***
しかし、あから20年。。。
広瀬鎮先生からも「豪傑!」とまでいわれた面影はすっかり無くなった。
人前で喋るのが苦手になって。
緊張して呼吸困難になってシドロモドロ。。。w
パニック障害だ。
発症たのは今から15年前ほどまえ
右足に大怪我をして、
長い入院生活の間に一時的に軽い言語障害がおきたのと
リハビリの激痛や社会復帰によるストレスから
発症したんだよね。
いまでも、治そうと努力はしているけどうまくいかない。
最近ではパニック障害と上手に付合ってゆく方向で模索しているありさま。
昔の僕を知る人達がみたらびっくりするだろうなと思いつつ
困ったものです。。。はい。
ペーパーナイフのキャッチコピーを考える。
ペーパーナイフの特徴として、
ナイフと言いつつも触っただけで指が切れるほど鋭利な刃物ではない。
鋭利でない事で封書等の折り目部分にそってフィットしやすく
真っ直ぐに切れてくれる。
切る道具だけど、切れない刃が付いているわけだ。
これって、卒業式とか送別会とかに使えるフレーズだよね。
つまり、
「別れはするけど、縁が切れるわけではない」ってな感じ♪
しかも「手紙」のイメージに浮かんでくるからピッタンコだよね!
*
さて、着眼点は面白いと思うけどそれを一言でどう言い表すか。。。
手紙を開封するイメージと未来に再開し合える事を連想させる。。。
答えにかなり近づいてはいる。。。かな?
お世話になった石黒鏘二先生のやつれた様子を見て辛かった。。。
そして、いろいろな事を思い出す。
作家としての純粋性を理解しつつも
人とのネットワークの重要性とパワーバランスについて教えてくれたっけ。
「世の中は与えてから、もらうだ。。。」
「やる以上は勝たなければいかん。とにかく勝つ、話しはそれからだ。」
などなど。
普通なら誰しも口に出さない様な事をいいながら
乗り越えなければならない壁を早く越えてこい!
と、励ましてくれている様な暖かさがあった。
ただ、僕は義理やら情に流されやすく、冷徹な振る舞いができなくて、
結局、なめられて騙され損をする性分。。。
分かってはいるけれど、ガツンと打ち噛ますのは苦手。
*
でも、今にして思うと学生達を守る為なら僕も強くなれた。
自分の中でためらっていた部分が「守る」という大義名分で開放された感じだね。
おかげで公共空間や美術館との直接交渉による展示とか不可能と思える事でも実現出来たし
「僕が切り開いてやるから、あとをついてこいよ」って思えたんだよね
自尊心とか自己顕示欲とかまるっきり無いけど
「誰かを守る」立場でいられたら、僕だって戦える。
。。。そんでもって、清沢たちがいてくれたらと思いつつ
ちょっと、淋しくなって、感傷的なのかな。。。w