リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2006-09-26 10:01:22 | 家づくり
●省エネ住宅建設、補助金を倍増・経産省

 経済産業省は2007年度から断熱性などを高めた省エネ住宅の建設費の補助を拡大する。補助金をこれまでの年6億円から12億円に倍増し、年間1600人程度が補助を受けられるようにする方針。産業部門に比べ家庭の省エネは遅れており、エネルギー効率の高い給湯設備や照明などの導入を促す。
 省エネ機器・部材の導入コストの3分の1を補助する。太陽光発電や断熱材などを組み合わせ、標準的な住宅に比べエネルギー効率を15%程度高めることが条件。経産省が認定した省エネ設計を利用する必要がある。住宅改修も対象とし、エネルギー消費量を25%削れば補助金を出す。


●寿命100倍のコンクリート・鹿島など開発

 鹿島は電気化学工業、石川島建材工業と共同で通常よりも100倍の寿命が期待できるコンクリートを開発した。材料に特殊な鉱物を加えて表面などを炭酸ガスを使って処理することで水や塩分を浸透しにくくした。内部の鉄筋の腐食を防ぐことで耐久性を保つ。道路や橋脚などに使うと補修作業を軽減できる利点があることから、国や地方自治体に新製品の採用を働きかける。
 新型コンクリートは「EIEN」で、あらかじめ工場で生産するプレキャストコンクリートと呼ぶ部材として開発した。通常の材料であるセメントと水、砂、砂利に、特殊な鉱物を加えて混ぜ合わせ、鉄筋を組んだ型枠の中に流し込む。さらに炭酸ガスを表面などに当てながら固める。

[9月25日/日本経済新聞 夕刊]