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穴吹工務店、中国でマンション管理――日本人住居向け

　穴吹工務店は11日、中国・上海市でマンションなど不動産物件の管理業務を2009年から始めると発表した。現地にある穴吹のグループ企業と上海市政府系の上海陸家嘴金融貿易区開発（上海市）が折半出資で合弁会社を４月に設立した。

　合弁会社は当面穴吹の合弁相手が上海市内に建設中（2009年完成予定）の日本人用賃貸マンションの管理を請け負う。穴吹は現地のグループ企業を通じ02年からマンション建築のコンサルティングを合弁相手に提供、実績を買われた。

[6月12日/日経産業新聞]


藤和不動産、宅地造成に再参入　マンション事業の需要低迷で

　藤和不動産は戸建て用の宅地造成事業に再参入する。マンション事業で培った土地情報を有効活用し、新たな収益源の確保を目指す。需要低迷が長期化するマンション事業の比重を減らし、非マンション事業を拡大するのが狙い。マンション分譲事業で収集した用地情報を有効活用し、3年間で200区画程度を手掛ける。

　同社は容積率が低いなどマンションに不向きな用地を比較的、市況の落ち込みが小さい戸建ての注文住宅用地として造成、販売する。経営再建のため1990年代末に事実上、撤退していた。

[6月12日/日本経済新聞　朝刊]


新日軽、ボタン押すだけで解錠できる玄関ドア「簡単電池錠システム」を発売

　新日軽は、一般玄関ドア「リベールＩＩＩ」、断熱玄関ドア「ＦＡＣＥ」「ジェイフォルム」の新しい電池式錠システムとして「簡単電池錠システム」を６月10日に発売した。リモコンをバッグなどに入れたまま、ハンドル上部のタッチボタンを押すだけで簡単に解錠することができる。

　防犯面での機能も充実させ、上部か下部どちらか一方を解錠した場合、20秒以内にもう一方を解錠しないと自動的に施錠状態に戻る機能やドアを閉めると上下のカギを自動施錠する機能などを備えている。

　手動錠玄関ドアの価格に7.3万円の追加で設置可能。