ワサビの臭いで火災警告・聴覚障害者向け
消火装置などの製造販売を手掛けるエア・ウォーター防災(神戸市、豊田喜久夫社長)と香料関連のシームス(東京・千代田、漆畑直樹社長)は、聴覚障害者向けに火災警報器に連動してワサビのにおいを噴射する装置を開発した。ワサビのつんとする刺激臭で火災の発生を気付かせ、逃げ遅れを防止する。一般家庭のほか病院やホテルなどからの需要を見込む。
同装置は煙に反応する市販の火災警報器と連動させ、壁に設置して使う。火災警報器が作動すると電気信号が送られ、スプレー缶に充てんしたワサビのにおい成分の「アリルイソチオシアネート」を室内に拡散させる仕組みだ。聴覚障害者向けには光や振動で警告する製品が一般的だが、においによる警報は就寝中でも気付きやすい利点がある。特にワサビのにおいは食品として親しみがある上、同じ刺激臭のミントなどと比べて刺激が強いという。
[6月16日/日経産業新聞]
野村不動産アーバンネット、専用会員サイトを開設・顧客囲い込み
野村不動産アーバンネットは13日、同社を通じて不動産売買をしたり、マンションを購入したことのある顧客向けに、独自情報を提供する専用の会員サイトを開設したと発表した。リフォームやイベントの情報を掲載することで、顧客のつなぎ留めにつなげるのがねらい。
開設したサイト名は「unnet(アネット)」で対象となる顧客は2008年4月時点で約2万4,000人。アクセスするには専用のIDとパスワードが必要で、現在、各顧客にはダイレクトメールで送付中。
[6月16日/日経産業新聞]
住友林業ツーバイフォー、主力2商品を一新 国産材比率高める
住友林業ツーバイフォーは、主力商品である「NOSTALGIA(ノスタルジア)」「URBANIST(アーバニスト)」の2商品で仕様を一新し、6月19日に発売する。
すべての構造用合板に、フェイス・バックに国産ヒノキを用いた「ヒノキ・スギ複合合板」を採用。また、土台、大引も国産ヒノキエンジニアリングウッド(集成材)とし、主要構造材における国産材比率を従来の4%から30%へと大幅に高めた。
独自の外断熱工法や再熱除湿機能の付いた全館空調を標準採用し、高い省エネルギー性を備えているという。
価格は、3.3m2あたり56万円から。
5月の首都圏建売住宅 契約率は前月比7.7P上昇
不動産経済研究所が6月16日発表した5月の首都圏における建売住宅の新規発売戸数は444戸で、前年同月比13.3%減だった。新規販売戸数に対する月間契約率は51.4%で、前月比で7.7ポイント上昇、前年同月比では12.5ポイント上昇した。
1戸あたりの平均価格は4,850万円。前年同月に比べ0.1%上昇した。
消火装置などの製造販売を手掛けるエア・ウォーター防災(神戸市、豊田喜久夫社長)と香料関連のシームス(東京・千代田、漆畑直樹社長)は、聴覚障害者向けに火災警報器に連動してワサビのにおいを噴射する装置を開発した。ワサビのつんとする刺激臭で火災の発生を気付かせ、逃げ遅れを防止する。一般家庭のほか病院やホテルなどからの需要を見込む。
同装置は煙に反応する市販の火災警報器と連動させ、壁に設置して使う。火災警報器が作動すると電気信号が送られ、スプレー缶に充てんしたワサビのにおい成分の「アリルイソチオシアネート」を室内に拡散させる仕組みだ。聴覚障害者向けには光や振動で警告する製品が一般的だが、においによる警報は就寝中でも気付きやすい利点がある。特にワサビのにおいは食品として親しみがある上、同じ刺激臭のミントなどと比べて刺激が強いという。
[6月16日/日経産業新聞]
野村不動産アーバンネット、専用会員サイトを開設・顧客囲い込み
野村不動産アーバンネットは13日、同社を通じて不動産売買をしたり、マンションを購入したことのある顧客向けに、独自情報を提供する専用の会員サイトを開設したと発表した。リフォームやイベントの情報を掲載することで、顧客のつなぎ留めにつなげるのがねらい。
開設したサイト名は「unnet(アネット)」で対象となる顧客は2008年4月時点で約2万4,000人。アクセスするには専用のIDとパスワードが必要で、現在、各顧客にはダイレクトメールで送付中。
[6月16日/日経産業新聞]
住友林業ツーバイフォー、主力2商品を一新 国産材比率高める
住友林業ツーバイフォーは、主力商品である「NOSTALGIA(ノスタルジア)」「URBANIST(アーバニスト)」の2商品で仕様を一新し、6月19日に発売する。
すべての構造用合板に、フェイス・バックに国産ヒノキを用いた「ヒノキ・スギ複合合板」を採用。また、土台、大引も国産ヒノキエンジニアリングウッド(集成材)とし、主要構造材における国産材比率を従来の4%から30%へと大幅に高めた。
独自の外断熱工法や再熱除湿機能の付いた全館空調を標準採用し、高い省エネルギー性を備えているという。
価格は、3.3m2あたり56万円から。
5月の首都圏建売住宅 契約率は前月比7.7P上昇
不動産経済研究所が6月16日発表した5月の首都圏における建売住宅の新規発売戸数は444戸で、前年同月比13.3%減だった。新規販売戸数に対する月間契約率は51.4%で、前月比で7.7ポイント上昇、前年同月比では12.5ポイント上昇した。
1戸あたりの平均価格は4,850万円。前年同月に比べ0.1%上昇した。