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1989年・夏・・・学生時代
大学の友人、タケと北海道旅行に行きました。
きっかけは、お互い、倉本聡さんのドラマ「北の国から」が好きだったから。
その半年前に北海道一人旅を経験して、
ユースホステル(YH)のお気軽さ(良さ)を体験した私は、
タケにも、有無を言わせず?YHと列車の旅を提案し、
了承され、めでたく出発です。
当時のきっぷのお値段は、
東京都区内―JR北海道の周遊券・20日間・学割で¥29360。
北海道への往復と、北海道内は、自由席なら特急も乗り放題で、
とっても安いと思うのですが、今もあるのかしら。
順に追って行くと行数がいくらあっても足りないので、
まずは、ルートをおおまかに。
青森まで夜行急行―函館―小樽―富良野―摩周湖。
ここでタケは所用の為、千歳空港から帰宅。
千歳空港でタケを見送った私は、ここから一人旅で、
美瑛―増毛―サロマ湖―根室―厚岸―
夜行列車―寝台特急北斗星で帰宅。
今思えば右往左往のルートですが、
行ってみたい所を移動したので、こんなことになってしまったのです。
ちなみにタケの所用とは、家族旅行。それも、利尻・礼文へ
移動時間と飛行機代がモッタイナ~イ。
けれど、ご家族の意向に逆らえなかったそうです。
出発の日、バイト先に立ち寄り、給与を手にして来ましたので、
資金も問題なしです。
そんな感じで20日間の北海道の旅が始まりました。~つづく~