杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

豚インフルエンザのニュース

2009-04-27 11:49:12 | 社会・経済

 私は今年1月末に風邪を引き、こじらせ、そのまま花粉症に突入し、ひのき花粉に特に弱いせいか、4月に入ってもずーっと咳や鼻水や喉のイガイガが治らずにいます。「黄砂の影響じゃない?」とか「咳が長引くなら結核かもよ」等など、周囲から脅されてはいるものの、一度呼吸器内科で診てもらって異常がなかったので、とくに今は薬も飲んでいないのですが…。

 とにかく、外出時のマスクと、帰宅時の手洗いうがいの励行は心がけています。

 

 『豚インフルエンザ』がニュースになっているのを見て、オクラホマで麻酔看護師をしている妹にメールしたところ、今朝(27日)の時点でこういう返事がきましたので、参考になれば。

 

◆swine flu(豚インフルエンザ)は、日本でも簡単に手に入る Tamiflu(タミフル)と Relenza(リレンザ)が有効なので普通のA型インフルエンザと同じように治療できるよう。

 

◆今のところ、こちら(アメリカ国内)では、メキシコへの旅行者に対し、普通のインフルエンザ予防行動をするのと、インフルエンザにかかったら重症になりがちな子供、老人、ぜんそくなどの呼吸器疾患持ちの人、免疫が低下している人は、TamifluかRelenzaを持参するようにCDC(アメリカ疾病対策センター)のサイトで警告している。

 

◆ようは手洗いを心がけて、洗えないのならハンドアルコールジェルを頻繁に使う、咳をしている人のそばに寄らない、などの常識に従う程度で大丈夫だと思う。普通のインフルエンザ予防注射は効かないので注意を。

 

◆中南米方面へ渡航予定の人は、特にパニックする必要はないと思うが、ハンドアルコールジェルは十分に持参するよう(アルコール成分60%以上)に。

 

 

 新型インフルエンザと聞くと、ドラマや映画の影響もあって、必要以上に深刻に考えがちですが(もちろん今後、深刻な状況に陥る可能性がないとはいえませんが)、今はとにかく、手洗いとうがいという風邪予防の基本を改めて叩き込んでおくべきですね。ニュース報道でも、不安をあおるばかりでなく、こういうことをきちんと呼びかけてほしいと思います。