杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

しのだ日本酒の会のお知らせ

2010-08-22 10:30:31 | 吟醸王国しずおか

 今日は地酒イベントのお知らせです。

 『吟醸王国しずおか映像製作委員会』の斗瓶会員(ボランティアスタッフ)の篠田酒店さん(静岡市清水区)が毎年開催する『蔵元を囲むしのだ日本酒の会9月12日(日)に開催されます。

 

 

 篠田さんが主宰する日本酒の会は、今回で36回目を数えますが、私が初めて参加したのは、地酒の取材を始めた頃、当時の師匠である栗田覚一郎さんや河村傳兵衛先生から、若いのに勉強熱心な酒屋がいると聞いて、自分も勉強のつもりで参加した2回目ぐらいだったでしょうか。JR清水駅近くの料理屋さんでのこじんまりとしたサロン形式の会で、英和短大の高橋先生が「こんなの書いてます」と酒蔵訪問のレポートを見せてくれた覚えがあります。その後、静岡新聞社から出版されましたよね。

 

 以来、年に数回、さまざまなスタイルで回を重ね、08年~09年にはグランシImg_3980 ップ交流ホールで大々的に開催(写真)。今年の会場はグランシップの予約がとれず、清水マリンホールになりましたが、出展する蔵元が県内15社・県外7社、着席スタイルで200席余という酒販単独店の試飲イベントとしては県内でも1~2を競う規模です。

 

 

 07年にホテルサンルート清水で開催したとき、ゲスト挨拶で初めて一般の方を前に、「地酒の映画を作りたいと思っています」と宣言をし、翌08年のグランシップ会場では『吟醸王国しずおかパイロット版第1弾』の上映もしていただき、初めて募金箱を設置し、お客様から制作支援金を頂戴しました。

 

 

 今回も、映像の上映こそありませんが、『吟醸王国しずおか映像製作委員会』のブースを設けていただき、募金の呼びかけやオリジナルグッズの紹介をさせていただくことになりました。

 

 それもこれも、篠田さんと、篠田さんのお取引先の蔵元さん方が、自分の活動を長い間見守ってくれて、「危なっかしいが鈴木のやることなら目をつむってやろう、協力してやろう」と理解してくださったおかげ。ひとつのことを長く続けていると、嫌な目に合うことも多々ありますが、それを差し引いて余りある幸運を頂戴できるんだな~としみじみ思います。

 まだ若干チケットがあるそうなので、ぜひお越しくださいまし!

 

【日時】 2010年9月12日(日)
      *受付/17:00~  *開宴/17:30~19:30

 

【会場】 清水マリンビル 1階多目的ホール
      (静岡市清水区日の出町9-25 TEL.054-353-2311 MAP

 

【チケット代】 8,000円(税込)

着席スタイル、食事つき。今年は清水のなすびグループ全面協力で、地産地消のこだわり料理がいただけます。なすびさんは、静岡市内に「茄子の花・無庵」「札の辻・坐坊」「十千花前」など次々と人気店を誕生させ、海外では中国に2店舗出店中。静岡伊勢丹の地下食品売り場にもデリバリー店を開店する等、今、静岡で一番勢いのある飲食店グループのひとつ。日本酒との食べ合わせを吟味したオリジナル酒肴にご期待ください!

 

【参加予定蔵元(50音順)】
磯自慢、英君、開運、臥龍梅、喜久醉、國香、小夜衣、志太泉、正雪、杉錦、萩錦、白隠正宗、初亀、花の舞(以上、静岡県内)、
亀泉(高知)、義侠(愛知)、黒龍(福井)、豊盃(青森)、松の司(滋賀)、鳳凰美田(栃木)、グレイスワイン(山梨)

 

 

【お申込方法】 まずは、お電話でチケットの有無をお確かめを。
(有)篠田酒店  TEL.054-352-5047 FAX.054-352-9970