4月14日(土)、沼津DEはしご酒に萩原和子さんと行ってきました。風邪がなかなか治らず、体調イマイチだったので、開催4店をひと通り回っただけでしたが、雨天にもかかわらず熱心なファンが各店で酒談議に花を咲かせていました。
最初にうかがったのが、『ご当地料理・さえ丸おじさんの店』。オーナーは元漁師さんだけあって、刺身&煮魚の酒肴はどれも絶品でした。今まで行ったはしご酒の店の中では、料理は一番よかったかなあ。酒は『白隠正宗』。高嶋さん入魂の生酛です。これ
で1000円は大満足です。
2軒目は『海鮮居酒屋半蔵2』。静岡県が震災復興支援中の町でもお馴染み・岩手県大槌町沿岸から仕入れたというイルカの刺身が出てきました。これに『高砂』の山廃辛口純米という組み合わせ。イルカの刺身には、高砂なら『楽』のぬる燗の丸さが個人的には合うんじゃないかなあと思いましたが、いずれにしても他の居酒屋では味わえないスゴイ組み合わせです。沼津のはしご酒、やるなあ・・・と2軒目にして大々満足でした。
3軒目は『創作居酒屋 縁』。ここでは『開運』のあさば一万石&開運の酒粕を使ったおつまみ&粕汁をいただきました。味は上品で酒との食べ合わせも申し分なかったけれど、オペレーションの合理化なのか、使い捨てプラカップや紙コップで出てきてちょっとビックリ・・・。雰囲気のいいお店なのに、器だけ野外のチープな宴会風なのが残念・・・!
4軒目は『くいもんや一歩』。『金明』の根上さんと久しぶりにお会いできました。ぬる燗と春巻き&筍の卵炒めでフィニッシュです。最後にホッとできる酒と肴で安堵しました。
日本酒離れや居酒屋離れが叫ばれて、ノンアルコールやおつまみの宅配サービスなんかを始めた居酒屋チェーンがニュースになっているご時世、地域の店が、地酒と酒肴で真っ向勝負をかけるこの企画。本当に貴重な試みだと思います。運営する側は大変かもしれませんが、継続し、定着させることが大切です。がんばってほしいですね!