ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

僕の細道旅行譚(日光湯元温泉)

2017年12月21日 | 旅行

中禅寺湖から時間の関係で竜頭の滝を省略して戦場ヶ原です。

面積400ha、標高約1300mから1400mにある大きな湿原です。

この時期花は咲いていませんが夏、そして紅葉の真っただ中に来ると素晴らしいですよ。

戦場ヶ原からも男体山が見えます。

山の麓の方がハイキング道になっています。

昔、上野国の二荒山神社(大蛇)と下野国の赤城山神社(大ムカデ)がここで中禅寺湖を巡る領地争いで戦場になったとか。

どっちが勝ったのかな?それにしても領地争いなんて神様というより人間臭い話ですよね。

更に奥へ行きます。湯滝です。

落差50m、もちろんお湯ではなく水が流れ落ちていますが水量が半端じゃないです。

華厳の滝、竜頭の滝とこの湯滝は日光の三大滝といわれていますがそれぞれが違った流れ方をしているので面白い。

右側に階段があって滝の頂上まで行くことができます。

側面から見た湯滝。水の流れが速い。

上部からの写真。ドローンで撮ったらすごい迫力でしょう。

反対側をみると水量の源はこの湯の湖です。なるほど。

国道120号線からは駐車場があって上から滝つぼに下れます。

 

そしてご隠居の大好きな日光湯元温泉です。

木立の間にお洒落なホテルが並び日本の温泉街にありがちな騒々しさはありません。

温泉は硫黄泉ですがそんなに強い刺激臭もなく気持ちがいい。

単純泉だと井戸水に入っているみたいでいやですよね。

この灯篭の先に温泉寺があります。

温泉とお寺、こんなところはは日本的でいいですね。恋のひとつも生まれそう。湯元温泉はガイドには北欧的な感じと書いてありますがどうでしょう。

(ご隠居は北欧は行ったことがありませんが・・・)

木立の間にある温泉寺。

日光山温泉寺。日光輪王寺の別院とのことです。

お寺なのに立ち寄り湯が可能です。

源泉かけ流し。お寺では珍しいですよね。

江戸時代は日光奉行の許可がなければ入れなかったそうです。湯元温泉のホテルで入浴してもここにも寄ってありがたく温泉の感触をつかむといいですね。

ご本尊の薬師如来です。日光の素晴らしい大自然を造ってくださりありがとうございます。

若い頃、夏に来たことを思い出しました。

ホテルで朝食をとり、お弁当を作ってもらいました。

湯の湖の東側の散策路を歩きシャクナゲ群落、湯滝、小田代橋から戦場ヶ原の木道を歩き展望台で男体山の素晴らしさに感激。そして竜頭の滝へ。

帰りはバスで120号線(日光ロマンチック街道)でもどり夕食にビールを飲み温泉に浸かりました。

今は晩秋ですがこの日と同じくいい天気でした。その後も一泊では何回か来ていますが湯元温泉は夏、それも連泊して避暑を楽しむのが最高だとおもいます。

ご隠居は単なる山ん中の温泉で静かに過ごすのは退屈で嫌いですがここだけは格別です。(別に湯元温泉の関係者から利益は受けていませんよ。念のため)

冬はスキー客に譲ります。

湯の湖。静かです。白根山のほうの山は冠雪しています。

さてこれでご隠居の2017年旅の記録は終わりです。

大晦日まであと10日余りになりましたね。

千葉では寒いですが湿度も低くて気持ちよく晴れ渡っています。

何の憂いもなく年末年始を迎えられるように気になることはかたずけておきましょうね。

 

コメント
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