中禅寺湖の遊覧船を下船して昼を済ませて、湖畔を歩きながら二荒山神社中宮祠に行きました。
名前からしても市内の本宮、男体山の頂上にある奥宮の中間地点ということが分かります。
男体山を後ろに控えて強力なパワースポットだそうです。
登拝門。
毎年五月の連休頃になると男体山の開山式がここで行われます。
神主が祝詞をささげ門がおもむろに開いて登山客が男体山を目指します。
男体山は二荒山神社の境内ですから勝手に登ってはいけないのです。
TVのニュースを見ていると列島も初夏から夏に向かって季節が移って行くなと思います。
中宮祠稲荷神社。
お稲荷さんなので商売繁盛の神様かな。
境内からも中禅寺湖が良く見えます。箱根神社の鳥居と芦ノ湖と同じように日本の景色です。
さて次は中禅寺です。
やっぱり男体山が見えます。
中禅寺湖畔歌ケ浜にあり784年勝道上人の創建です。
歌ケ浜は伝説によると天女歌舞を奏した場所だそうです。
ご本尊の十一面観世音菩薩はかつらの木に彫ってあります。
そのかつらの木は現在でも根を張っているそうです。
そこでここを立木観音(坂東札所一八番)とも言われています。
本堂の裏手の長い階段を登って行くと五大堂に出ます。
五大堂は不動明王など五大明王が安置されている御祈祷の道場です。
美しい湖を見ていると本当に天女でも舞い降りそうです。
ちょっと台湾の日月潭に似ているなと思いました。
(東洋の)世界的な観光地は同じ感じがするのでしょうか。