もうすぐ山頂です。
仁王門を抜け御本堂へ。
ケーブルカーの駅が約472m、頂上が599m少し上り坂を来たわけですのであと100ぐらいの標高差ですが本堂のわきの階段を上るあたりから少しきつくなります。
最も若い頃なんかはあっという間に登ってしまいましたが。
御本堂
天狗と高尾山。
天狗は日本独自のものではなく源流をさかのぼると「インド」に辿り着きます。
中国語訳されたときに「天狗」の字になったそうです。地上に受難を及ぼし自然の恐れとしてとらえられています。
さらに登ります。
日本では山岳宗教と関係があり激しい山での修行を極め抜群の呪力、霊力を得た実在の人物が山に対する神秘感から里山では天狗と言われたとか。
山中に出没する天狗というものと山伏たちの姿がダブったのかもしれませんね。
かつてNHKのダーウインがきたの放送で夜になると本堂の屋根裏からムササビが出てきて飛び回る映像がありました。
遠くの東京の夜景とムササビが飛び回る神秘さが何とも言えなく良かった。
日本では天狗も夜行性の生物もみんな人間臭いのかなと思いました。
さらに登ります。この辺から階段はなくなり山道です。
御本社を下から失礼します。
サルもゴミは持ち帰れと忠告しています。親は困っています。
やっと山頂に到着しました。599m。600mに1m足りないのは謙虚ですね。
ビジターセンターです。ムササビのことが分かります。
お腹もすいたのでとろろそばでも食べたかったのですが混んでいたのでやめました。
さて頂上からの眺めですが・・・
この先に富士山が見えるのですが春になるとちょっと霞んでいて無理ですね。
11月頃空気が澄んできたころもう一度来たいなと思いました。
若い頃ならここから城山に下り相模湖に下るか、さらに稜線に沿ってを景信山から陣馬山までよくハイキングしました。
春先または晩秋の頃はとても気持ちがいいです。夏は暑いので止めた方がいい。
さてこれで高尾山のお話は終わりです。5年ぶりの懐かしい山のハイキングでした。
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