茂原市役所に行く用事があったので帰りに千葉ではベニバナで有名な長福寿寺(長南町)に寄ってみました。
6月中が見頃のようです。
ベニバナといえば山形県かと思っていました。
歴史的にはエジプトが原産でシルクロードを通って高句麗、そして推古天皇(4~5世紀)時代に渡来したみたいです。
日本の古代の文化はみんな西からはるばるシルクロードを経由してきたんですね。
花言葉は「化粧」「装い」「包容力」
長福寿寺の本道が見えます。
平安時代はこの長南町で栽培されていて江戸時代になると山形県最上地方や埼玉県桶川市あたりで栽培されていたそうです。
桶川市にはベニバナロードというのがあります。まだ行ったことがないけど。行くとしたら来年ですね。
ご隠居のイメージとしては(江戸時代)山形県の盆地で早朝、朝霧や朝靄(寒暖の差が激しいので)に包まれながら娘さんたちが花の棘を気にしながら摘み取って行く様子です。
そして仲買人を通して、陸送、廻船ではるばる京都に運ばれて高貴なご婦人が紅に使う。
ちょっと悲しい物語です。でも実際は商品経済が発達してそこそこみんなの懐を潤していたのかもしれませんね。
本堂の前に行くと大きな像のモニュメントがありました。
お寺のホームページを見てみると
吉ゾウくんのお寺
願いが叶うゾウ
お金がたまるゾウ
病気が治るゾウ
家庭円満になるゾウ
元気で長生きするゾウ
なんかすごいお寺みたいです。
ご隠居も出世は用がないけどお金はあった方がいいかなと思い一回りしました。
インドから持ってきた菩提樹の木。寒さに弱いのでこの中に入っています。
この前で瞑想するとパワーが貰えるということでしばらく黙とうして立っていました。
ますますすごい。
お守りを一ついただいてきたので今年の後半の運気が楽しみです。
昔「おもいでぽろぽろ」というアニメの作品がありました。
都会育ちの普通の女の子が山形に何かのきっかけで行ってベニバナつくりの青年と恋に落ちる話です。
「ローズ」という曲に乗って展開するストーリーはなんだか印象的な感想がありました