11月の終わりごろのある日、朝から小雨が降っていましたが午後からやむという天気予報でした。
12月8日まで大嘗宮の一般参観が公開されているのを思い出し用事もなかったのでこんな雨の平日だから空いていると思い出かけました。
ところが東京駅から日比谷通りを渡るころにはすごい人の列です。
この先の白いテントがが手荷物検査のコーナーです。
検査を終わって坂下門から入場です。傘の行列。
宮内庁。中で仕事をしているんでしょうが博物館みたいです。
中にも石垣があってやっぱりお城です。
本丸の先に大嘗宮が見えてきました。
寒桜が咲いていました。その向こうは人、人です。
やっと大嘗宮の敷地内に入りました。
一番前に出て写真を撮っています。ご隠居の後ろは押すな押すなの人です。
木造それも何も彫刻などもない質素なものです。それがかえって神々しい感じもします。
大嘗宮は、天皇陛下がご即位後、初めて新穀を皇祖・天神地祇に供えられ、自らもお召し上がりになり、国家・国民のためにその安寧と五穀豊穣などを、感謝され、
ご祈念になる大嘗祭の中心的儀式、「大嘗宮の儀」のために造営されたものです。
みんな混んでいて大変だったねぇ。
横に回って主基殿方面を望む。
一通り見学して平川門のほうから帰りました。
大きな石垣が見えました。
そうです、東京すなわち江戸は巨大な城下町なんですね。
あまりにも大きくて城下町に住んでいるという気にはなれないでしょう。
ご隠居は東京生まれですが城下町が大好きです。
この次生れてくるときは地方の小さな城下町で生まれて育ったらいいなと思います。
剣道部にでも入って夏の早朝、城下町をランニングして本丸下で稽古するなんて最高です。
もっとも森田健作みたいなバカ男を想像しないでくださいよ。
これまたご隠居の大好きな青春の城下町でも一緒に聴きましょう。