村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

210.騙しの多い時代

2011-07-26 17:05:45 | 人生
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

お久しぶりです、目下人生勉強会立ち上げに取り組んでいます
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世の中進歩しているというが、実はどんどん退化しているのだ
全て、物事はバランスをとる
進歩する場合は同じだけ退化してバランスをとるのだ

この世は、なんでもバランスを保つのだ
物事は、バランスを保たないと倒れるから、ごくごく当たり前のことなんだ
バランスというのは常にこの世を支配する真理・原理原則なのだ

どうもバランスを難しいこと又はその逆に安易なものと考えがちだ
バランスというのは空気のように当たり前だが当たり前でないのだ
人はしばしばこのバランスを崩すのだ

当たり前のバランス、空気のようなバランスを崩すとどうなるか
予想しえないほどの、とんでもない大きな害が及ぶのである
重要でないようで重要なのだ、たかがバランスされどバランスなのである

平和で便利で豊かな現代は欺瞞・嘘・誤魔化しで満ち溢れている
しかも騙す人間も困ったものだが騙される人間も困ったものなのだ
否むしろ騙される人間のほうが問題は大きいのかもしれないのだ

政治も経済も暮らしも全て騙し・騙されることがあまりにも多過ぎる
騙し・騙されるということは、きちんと認識されて騙し騙されるのであればまだ良い
今の世での大きな問題は、騙し騙されることの認識がなく騙し・騙されていることだ

嘘を付くということを認識して嘘をつくのはいいが、嘘をついていないと認識して嘘を付くのは大罪なのだ
嘘を付かれるということを認識して嘘をつかれるのはいいが、嘘をつかれていないと認識して嘘を付かれるのは大罪なのだ
今の時代にはあまりにも、騙していないと認識して騙している指導者と騙される人間が多いのだ
その結末は、想定外の悲惨でとりかえしのつかない混乱・被害がもたらされるのだ

世の中に満ち満ちている嘘や騙されないためにどうすべきなのか
つらいが、自分自身の力で考え、しっかりとした自信・信念を持ち
他人、特に一見立派な指導者や有識者など頭でっかちな人間の言動に惑わされないことだ

頭の悪い人間は頭の良い人間に騙される
醜男・醜女は美男・美女に騙される
国民は政治家や役人に騙される
貧乏人は金持ちに騙される
弱い者は強い者に騙される

騙す人間だけが悪いのではない

むしろ、騙す人間より、騙される人間のほうが悪いのだ

政治家や役人や有識者が騙すわけがないと思い込む
政治家や役人や有識者は騙してはならない者と思い込む
その結果、まんまと騙される

自分自身で考え、自分を信じない癖がついているからだ
自分に自信がないから他人を安易に信じ込むのだ
騙されて、初めて政治家や有識者を非難しても遅いのだが・・・
コメント
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