村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

237.楽を追い求めてきた日本人に今後次々に押し寄せて来る多くの大きな苦難

2012-03-26 10:08:29 | 人生
村上和隆 
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   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10

村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

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第二次大戦後の貧乏な時代から日本は飛躍的な発展をしてきました
そして家・自動車・家電・その他多くの便利さや贅沢を手にしてきました

すなわち楽を手に入れたのです
楽が幸福と勘違いしてきたのです

しかし楽が習慣化し、その子供達はそれが当たり前になってしまったのです
子供達に、最初から楽を与えてきたのですが、これが大きな勘違いなんです
諺にもあるように、本来「幼い子には(つらい)旅をさせよ」なんですがね
自動車でエスカレーターで自動ドアーでカードで家電機器で・・・・・

手足を使わなくなり、大工や簡単な工事や家事もできなくなってきました
最近は更にメールやインターネットやゲームによって一日パソコンと向き合う

戦後日本人は、実は、本物の幸福を捨て、見せ掛けの楽を求めてきたのです
楽は苦の種ですから、楽と引き換えに多くの苦難・不幸を背負ったのです
舌きり雀の婆さんみたいなものです

今回の大震災や原発事故も、安易に楽な暮らしを求めてきた結果なのです
災害ではなく、楽だけを麻薬患者のように追い求めてきた事による人災なのです

想定外・油断・政治の怠慢・地震予知技術や原発の危機管理の未熟ではないのです
それ以前に、もっと基本的、根本的な原因が日本人全員の甘さや勘違いにあるのです

幸福とは何ぞや?
幸福=楽?

真に幸福になるには、楽しただけ、むしろ苦を自分に課すべきなのです
楽をした分だけ、酒場のつけのように多くの苦が後で必ずやってくるのです

楽に慣れると、無意識に苦を避けるのです、そして皮肉にも苦難がやってくるのです
日本は昨年から今後、戦後の楽の代償を苦という形で引き受けなければならないのです

膨大な借金をして楽をしていれば、その結果借金ができなくなって破産し貧乏になります
同じように、楽するというのは、喜ばしいことではなく、悲しい・危険なことなんです

あと4年くらい迄に、その悲惨な姿が急速に現実になっていくはずです
そしてその苦難は10~20年は続くことでしょう

「楽あれば苦あり」は名言です無意識に苦を遠ざけ、楽だけを追い求めるのは弱い人間にありがちなことです

楽をしたということは、たちまち苦を背負い込んだことになり
苦をしたということは、たちまち楽を貯め込んだことになるのです
それが自然の当たり前の真理であるのです
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