村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

408.もっともらしいものに、誤魔化されている、しかし、そこから脱却出来ない

2016-11-22 08:09:06 | 人生
指導や講演を依頼出来ます    村上原基 
   滋賀事務所: 滋賀県高島市安曇川町田中(通称:竹の里)     
村上原基人生勉強会
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
    ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談にお越し下さい⇒滋賀支所又は京都事務所へ

出来た・出来ます

安曇川長尾のログハウス売り出し中
9/20価格引き下げました(こんな良い物件チャンス二度とない) 従来540万円 ⇒ 変更後450万円

安曇川田舎暮らし案内ボランティア
安曇川の暮らしをご案内します車でお越し下さい
同乗させて戴き私の家を中心に紹介します。  9時~12時までに安曇川駅にて解散
JR安曇川駅集合9時、村上同乗
田舎町田中の家⇒長尾山の家⇒安曇川駅周辺
ご希望で朽木、新旭、高島を時間が許す限り回ります
  ご希望のより、田中の空き家もご案内します
メイル

テーマ
もっともらしいものに、誤魔化されている、しかし、そこから脱却出来ない

概要
1.世間の状況     人が一番騙されるのは、もっともらしい物事である
・日々、時々刻々人は他人から騙されている     
・日々、時々刻々人は他人を騙している
・日々、時々刻々人は自分自身を騙している     人はいかに騙すかに腐心している
田舎の山でひっそり暮らし続けると、そういう怪しげな信じ込みがきれいに剥げ落ちて行く

2.問題点     自分は嘘誤魔化しがない、騙されてもいないと信じているから生きていける
・人は自分が騙されているとは思っていない
・人は自分が他人を騙しているとは思っていない
・人を騙す・嘘誤魔化しは、いけないことだと信じており「嘘つくな」と他人に強く要求する
他方、嘘つきな自分を棚にあげ、他人に騙されたと言ってすごく怒ったり悲しんだりする

3.私はどうしたのか、何をしたのか     思い込み易い、何故そんなにあっさり決めつけるのか
私も65歳くらいまで、もっともらしいものを軽率に信じてしまう、そんな人間の一人であった
しかし55歳で山に暮らし出し徐々に人の嘘誤魔化しというものが鮮明に見えて来た
山暮らしを7~8年続けた頃から都会に行くと、皆、嘘誤魔化しをついていることに気づき出した
それ以来都会というものが嘘・騙し・見せかけ・異常・怖い・つまらない・詐欺・・・・に見えて来た
都会の人との会話にずれが生じて来た、私は嘘誤魔化しがなくなったから、真逆になる

4.私はどうなったのか      嘘誤魔化しの人間と、ほんの一握りの本物の人間 
人間は洋服を前後左右上下を逆にして着て歩いているような印象だ、騙し絵みたいなものだ
マジで論争する気も起きなくなった、以来他人を怒ったり喧嘩するのも馬鹿馬鹿しくて一切止めた
嘘つき同士がいかにも真面目に真実について論争しているのは怪しいものだ、この嘘つきめが
若い頃から物事を糞真面目に考え過ぎて来た、もっと大らかに、自由に見て向き合えばよかった
まず思い込みや既成概念を全部洗い流そうと思った、そしてそれは数年でかなり出来て来た
何かすっきりしてきた、明るく、元気に、自由に、拘らず、悩むことも格段に減った、

5.一体なにが原因で出来ないのか     目立つ・尤も・魅惑的なことに安易に飛びつく
都会暮らしの人に多いように思うが、ある種の型に無理やり自分を押し込めて我慢している
その無用な型や枠を脱ぎ捨てる算段をしないことには何時までたっても、変わらない
私にとって55年の生き方+55歳から山暮らしを18年やったことで型や壁や枠が外れた
ところが自分自身がそうなってみると、人々が窮屈に縛られている姿に違和感を感じるばかり

6.提言       あれこれ目移りせず、やたら憧れず、田舎でゆったりつつましく暮せばいいのだ
山に来た都会の人が愛でるのは、自然の景色ではあるが、断片的、表面的である。
自然に対する知識・経験・感性・価値観が未熟。 逆に、不自然なものには目が肥えている
お上りさんが京都に来て観光するが驚き・感心はするが中身は全くわからないのと似ている
 1)男は美人の女に弱い、「美人を我がものに出来たら、もうどうなってもいい」なんて信じている
  「犯罪の影に女あり」と言うが人間の思い込みを悪用する例であり、人生を誤ることになる
 2)金が欲しい、大金持ちになりたい、でも一向にそうはならずに、むしろ騙され大損する
 3)頭の良い奴、学者、博士、先生、秀才あやかりたいと思うが未だに歯が立たない
  実は「美人は美人じゃない」「秀才は秀才ではない」「金持ちは金持ちではない」 
  「都会は暮らし易くない」これが分からないと自分自身を騙し、騙され続ける
 4)都会暮らし、便利で、豊で、買い物やスポーツや芸術や友人や憧れて都会に人が集まった

しかし美人もよくよく見れば圧化粧・着飾り・優しい言葉使い・・・映画俳優のように演じているに過ぎない、
可哀そうに、歳をとるにつれ、どんどん汚くなっていく、美しい婆さんはあり得ないのだ
金なんて必要なだけあればいいのだが、大金持ちなんてのが、羨ましがられるが、
無用な物を沢山持ちきれない、使いきれないほど集めて、広い家で、収納や掃除や廃棄処分も大変だ

頭なんてのも並でいいのだ、仕事し、ご飯食べ、皆と明るく楽しく暮せればよい、
頭が良すぎて余分なことを考え余計な事をやり世間を騙し、悪事を働く、ノイローゼや麻薬にそまる奴もいる
東京・大阪・京都と都会を転々とし結果的に京都ですら住みにくい場所である、狭い、煩い、自動車が多い
人はゆったり歩けやしない、人に気使う、よくもあんな危ない所に住めるものだ
日本人はおもてなし、きめ細かい、いろいろ便利で品質の良い製品や食べ物が多いと旅行者も激増だとか
海外観光客を観光先進国なみに六千万人にしようなんて、なんか間違ってる
そんなもの美人同様にやがて飽きられてしまう、あまり無理せず、自然体で普通に生きよう
無理・無駄は破滅の元、便利さ・豊かさ・美しさ・楽を求めてもそれは蜃気楼に過ぎない

京都は観光地として外国人にも日本人にも人気がある、しかし長年京都で暮らしてみると、
京都も所詮人が暮らす普通の街に過ぎない、
なんか格別なものがあるわけではない古都京都なんてあたかも格別なものがあるようだが、
そんなものを求め過ぎないほうが無難だ
美人なんかも格別なものがあると思って男が追い回すのだが、美人も普通の人間に過ぎない
嘘誤魔化しは更なる嘘誤魔化しを作り出す、いかにも尤もらしいが、尤もらしくするだけなのだ
金がないのに何故無理してオリンピックを招致し、礼賛する。まんまと悪徳政治家に騙される

若い頃私もあちこち観光地に行った、今格別何もない自然なままの安曇川の田舎で暮らし続けていると、
安曇川がどこよりもいい、じっくり腰を据えて平平凡凡暮らしている
安曇川は格別素晴らしくもない、美味しいものも、名物も、大した城も、寺もない、温泉もない、
さしたる美人もいない、あるのは平凡な自然だけ、それでよい、あまり華美なものは人を騙すだけ
京都も行かない、旅行もほとんどいかない、ご馳走も食べない、美人とも付き合わない・・・
それでも幸せであり、何の不満もない、一体あちこち行って何を求めているのやら?

追伸
私のこの話が何を言っているかわからない人が多数だろうと推察するが、分かって欲しい
美人美男・金持ち・秀才・古都・おもてなし・絶景・古都・・・尤もらしいものに目血走るべからず
そういうものは、皆、不自然なのだ、でっち上げ、あたかも、尤もらしきものなのだ
正直な話、神社や寺に行くと尤もらしい豪華装飾・仏像・お札・僧侶等沢山あって、人を騙す
京都が好きだったら20年住んで暮らしみろ、美人が好きだったら3年一緒に暮してみろ
東京から大阪へそして京都に住んだ頃は目が血走っていたが今やお寺も庭も関心なし

女は40歳くらいから確実に汚くなって行く、美しい婆さんなんてのは、まずいない、超汚くなって行く
京都も美人も先生も秀才も誰でも、毎日嘘誤魔化しのために金や時間や無駄な努力をしている
京都も美女も食べ物も、がつがつせんとたまに少し、ゆったり味わえば良い、のめり込むな

当たり前の山暮し、人はいない、静かな山で、秋は紅葉

    
当たり前の暮らし、田舎町の田中の我が家の手作りの庭と駐車場です

   
当たり前の山で皆で、もらった古い大型倉庫解体、再組立て
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする