村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

426.人口密集は価値があるのか、私は、そうは思わない

2017-03-27 08:13:00 | 暮らし
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テーマ
人口密集は価値があるのか、私は、そうは思わない
生まれ故郷の東京も、古都京都も私には単なる憂鬱・最低・最悪に過ぎない
のんびりとか、ゆったりとか、やりたいようにとか都会の人は忘れてしまっている

概要
1.世間の状況   どんなに良いと言われていても空き地や自然のない混雑な場所はノーサンキュ
東京都台東区 : 人口20万人 面積10km2 人口密度100m2当たり198人
京都市伏見区 : 人口28万人 面積62km2 人口密度100m2当たり45人
滋賀県高島市 : 人口5万人 面積693km2 人口密度100m2当たり0.7人
滋賀県高島市の人口密度は、  京都市伏見区の約1/60  東京台東区の1/180
滋賀県高島市は、それだけ広く、安く、ゆったり、自由で、安全だということである
しかし、こういう簡単な事実さえ分かっていない、分かろうとしない。
山や田舎暮らしを体験した元都会人の私は分かれば良いと思うし、分かるべきだと思う

2.問題点     人生にとって、年齢によってどこに住むのが良いか考え直そう
都会へ人口集中、住宅が狭い・庭ない・空き地ない・自動車多い・自然ない・危険・歩道少ない
京都は東京より人口集中少ないが、それでも実態は東京とほぼ同じで、環境は劣悪
古都京都も、都会になってしまったのです。本来の魅力は人口集中によって打ち消されている。

渋谷も原宿も六本木も梅田も難波も京都の寺や先斗町も、大したものではないし、どうでもよい
都会の人はそういう箱ものを喜び大騒ぎしているが、私にしたら「愚かしい」としか思えない
都会では次々に無用なものをあたかも凄い事、大事なことのように子供達に植え付けているのだ
田舎に比べて都会の人は贅沢だから、あれこれやる割に、満足しない、いつも欲求不満に悩み続ける
東京・京都は住宅の高層化・人口集中で、道路も空き地もなく究めて危険な地域ともなっている
逆に、高島市は京都から40分くらいの場所で便利な場所だが人口減少・少子高齢化がひどい
こういうアンバランスな状況は都会の人に大きな不幸である、田舎はむしろ住み易くなっている

3.私はどうしたのか、何をしたのか     貴方はどうするの、地元から一歩も出ないの?  
私は東京浅草に生まれ、24歳で大阪門真に29歳で京都55歳で滋賀県高島市の山中に移り住む
東京を捨て、都会を捨て、社会を捨て、山に18年暮らし71歳から麓の安曇川田中に平屋を購入
一生同じ場所で住むのもどうかと思う。私は5カ所で分割して移り住んできた、価値あることだった
また高齢になれば子供達は都会に、自分は田舎にひっそり暮らすのが良いという実感である
個人的にも、都道府県的にも、国家的にもそれが一番合理的なことだ、現代は不快・不合理過ぎる

4.私はどうなったのか       山暮し20年麓の町に2年、なんとも自由な暮らしを満喫
観光旅行でなく東京から大阪から京都から滋賀と次々に移り住むことは贅沢なことであった
都会の感激と田舎や山の感激は正反対だ、今思うと都会は嘘誤魔化しが多く暮し難い
18年間、冬は3~4か月京都に帰って暮らしていたが、その都会暮らしはつらくなって行った
一体そんな嫌な思いまでして京都や都会がなぜ良いのか?よく考えたが、何も見当たらなかった
立派で馬鹿高い家は要らない、大したことなくても広い庭付きのゆったりした家に住みたい

5.一体なにが原因で出来ないのか     私には「何故か?」全く理解できない
一度気楽にやってみればよいのだが、あれこれ理由をつけて都会から離れようとしない
都会暮らしにどっぷり浸かり過ぎてしまったので、その暮らしを止められない、止めない
田舎や山の暮しは経験がないので踏み切れない、しかし実際にやってみると案外面白いのだが
人生の豊かさを単に物や箱もの、贅沢、最新の製品やサービスでの上辺の喜びに見出そうとする
都会はそういう誘惑が沢山ある、田舎特に山の中はほとんどない、どちらを選ぶかだ

6.提言      55歳以降は山や田舎町で暮そう、都会で貧しい一生を終えるのは情けない
山や田舎は不便・店がない・虫が嫌・友人から離れる・親族家族が遠くなる・何しろ都会大好き人間
しかしそいういう理由はいざ実際にやってみると、どうにかなるし、むしろ利点に変わって来る
どうにかなることを、どうにもならないと思い込んでしまうから田舎暮らしを拒否してしまう
虫、夜暗いのが怖い、不便、友人がいなくなる、そんなものはなんとでもなる
当然都会に比べると不便もあるが、宅急便・インターネット・スーパー・DIY・病院あり

むしろ自分を強くすることにつながる、やったほうがよい結果をもたらす。田舎の良さは
・家については
 広い家・安い家・庭付きの家・安全な家・火災や災害に強い家・ゆったりした家になる

・交通については
 自動車が少ない・自転車も安全に乗れる・歩くのも安全・大気汚染がない・行く場所が近い

・自然の恵みについては
 山あり・川あり・木あり・草花あり・水あり・虫や鳥や動物あり・綺麗な空気あり・静寂あり・

・経済については
 食材が安い・食材が新鮮・食材の種類が多い・山菜や果物や魚が捕れる・食料生産地

・健康については
 のんびり、ゆったりする・夏も涼しい・都会より気候が自然・散歩が出来る・サイクリングも安全

・趣味については
 広い場所がとれるので何でも出来る・自然に関係する趣味・都会では出来ない趣味が出来る

・つきあいについては
人口が少ない・つきあいは濃い・都会から友人がやって来る・こじんまりしている

山や田舎は、自分の家も広いが、庭も広い、近くに畑も借りられる、空き地もある
その上、山あり、川あり、野原ありだ、散歩をする場所も困らない、サイクリングも快適だ
それに反し都会は、そのほとんどが場所の余裕のなさから、不可能なことが多い、子供は可哀想だ
都会は何か新しいことをやろうとする場合、限界がある、即ち都会こそ限界集落なのだ

追伸     人間は原点基本に戻って、身の回りのどんなことも改めて考え直すべき
外国人も、最近は都会ではなく、日本の田舎の素晴らしさに旅行の重点を移しつつある
山や田舎暮らしの素晴らしさを全く忘れ、世界に稀な凄い良さに気付いていないのは日本人ばかり
日本の都会に何の魅力がないことを気づいたのは、日本人ではなく、外国人だったのだ

狭い、汚い、煩い、つらい都会の暮しを何故捨てきれないのか?捨てないのか?阿保なのか?
田舎への偏見をぶち壊せ、住んめば何も不便なことはない、都会の人が住む町が田舎に存在する
駅周辺の田畑の規制緩和で宅地化の許可承認も進むなか、都会からの移住は増加している
安曇川なども早いもの勝ちだ、駅近で、安く、広い土地を早く確保して家も早くたてることを勧める
私の住む安曇川田中の竹の里は京都・大阪の人が中心で地元の若い人も僅かにいるという構成

長尾の山のログハウスを見て来た、想像どおり大雪のためかなり壊れていた
でも、こんなことは毎年想定内、起きてしまったら、淡々と、これ幸いと改善するだけ
それが山暮らしということだし、それが山に暮らす醍醐味である

こんな大雪を全く想定していなかった。屋根の雪が大量に落下して、簡単に壊れていた


屋根の下の塀は大量の雪の落下で無残な有様


木は大雪のため枝が下に引っ張られ折れている


部屋に入るとダルマストーブが倒れていた、理由がわからなかったが、実は外の煙突が雪で倒されたためだった
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