村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

354.汚い家を自分でリフォーム

2013-12-14 09:11:23 | 暮らし
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい滋賀人生勉強会
村上原基今日の一言


冬到来、滋賀の山から京都の家に戻って、暇に任せ家の片付けをやっている
長年のほったらかしの汚い安もの家具やお粗末な修理や工事の跡が目立つ
家具は安いゲテモノばかり、自分は良いとしても訪問する人には気分が悪かろう
ここ10年、滋賀の山の中で暮らしており、京都は、かなりほったらかし
お金をかけて家具を揃えるという意慾や余裕は全くない、汚い家具も廃棄しない


高齢化は家が汚くなる一因だろう、高齢化はよいが、家まで薄汚くなるのはまずい
時間かお金のゆとりができれば、さすがと言わしめるほど小奇麗にしたいものだ
最近は若者の部屋はかなりひどい、ほこり・ダニ・かび・食器や食べものの残りかす
最近は、どの家も、客が家に来るとか、泊まることがほとんどない
親世代も、家を小奇麗にするという習慣が欠落し、若者への影響も大きい

昔の日本に比べて、家の手入れがかなり、いい加減になっている
無関心になってごみ屋敷と同じ対応のまま放置されきたというわけ

ところで
日本人の美意識や繊細さも全体的にかなり下がっている、かなり憐れな状況だ
外国人が京都なんかに来て、昔の日本の風情や美意識に感激しているのだが
京都の名所旧跡は、その点隅々まで小奇麗にすることを未だに強く見せつける
でも京都も手狭な一般家庭では、そうでもなくなっているようだ
「京都お前もか」である
人を呼ぶこと、会食すること、泊まることは、昔の日本では日常のことだった
物は必要最小限、かなり立派な家具調度、部屋も庭も整然が当り前であった

そこそこの家には、きちんとした客間があり、いつも掃除し綺麗にしていた
安物の家具なんか決してなかった。少ないが家具は立派なものだった
庭もあった、客間はあるが、一方、家族は大部屋で布団並べて寝ていた
そういう、いかにも家族らしい時代だった、現代は家はあるが家族がない
貧しい時代のほうがきちんとして、豊な今ほど家が汚いとは、不思議だ
更に、おもてなしも、くつろぎも、気配りも、心づかいも、お手入れもない

そう言えば最近の年賀状も気配りゼロの人からのものが多くなった
もらっても何も感動しないし、気配り・心配りを実感しない
「お芽出とうございます、本年もよろしくお願いします」の年賀状ばかり
万事が万事そうなっている。手間を省く、面倒なことは一切頭から排除する

”家でのおもてなし”もなくなったのに、一体日本の何を持っておもてなしと言っているのか?
家は殺伐としている、というより、むしろごみ屋敷に近い
京都の料理屋や日本旅館や飲食店だけに細々と残っているに過ぎない
巷の食堂なんかも掃除や手入れができていないほこり・かすのついた汚い店も多い
センスの悪い装飾や絵画・飾りが目立つ、花は汚い安物の造花だったりする
造花でもいいが、是非かなり高いものにして欲しいものだ、何年も使えるのだから
「安く食事さえできたら、汚い店であろうと、どうでもいい」という認識である
日本流の本音と建て前で、家の状況は、本音ばかり、かなり劣悪なものである

我が家も現代の日本の家の典型で、一昨年まで事務所として使っていたこともあり
そのために家族という感じもせず、殺風景でかなり雑然、殺伐としていた
汚い、味気ない、気配りもゼロ、ここが日本の家かと疑うほど、放置していた

最近の日本人は平然としている。人が来ないという安心感というか油断がある
昔の日本のように、人を呼べ・人を呼んで会食せよ・人を泊めよ・・・・である
外国ではホームパーテイが日常茶飯事らしいし、家が広いので客間もあるようです
外国の家のほうがよほどおもてなしを感じる、日本はおもてなしを忘れかけている
絆、おつきあい、おもてなしなんて言うが「家が汚く散らかっていて・」ではね
最近の日本の多くの家は他人を呼ぶ・食事をする・泊めることを全く想定していない

他人の家を訪問するのは良いが、相手の事前の大掃除を考えるとそうもいかない
「家が散らかっています」「汚い家で」なんてのは昔の日本では大きな恥だった
だが今は結構な社会的地位のレベルの人でも、そんなことを平気で口にする
正直、私の家もそれに近く、人が来るとなれば事前に大掃除するお粗末さだった
「おかげでそういう時だけ家が綺麗になって良い」なんて言い訳をしていた
大掃除もやっつけ仕事、いい加減さ、日頃の手入れや趣味の悪さは目をおおう

高価な家具があるとか、立派なしつらえとか、飛び切り華美な必要はない
まず基本は、断捨離、捨てることからだ、長期に使わないものをまず捨てることだ
もっとも家具や調度品などは捨てないで今回の私のようにリフォームしましょう
いつお客が泊まっても布団や必要な道具や日用品などもすぐに使えるようにしておく

掃除し片付き・そこそこセンス良く・隅々まで手入れが行き届いていれば良い
京都の昔の古いお屋敷や社寺を訪れると、なんとも細やかな気配りに驚愕する
現代の家を訪問すると、一般的には、全くそんな気配りは見受けられない

私も最近はお呼ばれすることが全くなくなった、東京の親戚からのお誘いもない
家に互いにお呼ばれする、これって生活文化の高さや真の豊かさのバロメーター
実態は、高齢化が更に拍車をかけ、リフォームどころか家の掃除もままならない

私も、今になって、そんなに高額なお金をかけてリフォームもする気はないが
幸いに、私は大工仕事の経験と素人大工ができる腕やレイアウトの能力及び暇がある
そこで茶色の水性塗料を塗るとか美しい模様紙を貼りつけてリフォームにトライ

・「訪問者がいないから、普段は家は汚いままでよい」はいかん
・「訪問者がいないから、掃除も月一度でよい」はいかん
・「訪問者がいないから、物が部屋や押し入れに溢れていてよい」はいかん
・「訪問者がいないから、宿泊の用意や部屋がなくてよい」はいかん
・「訪問者がいないから、部屋を小綺麗にしなくてよい」はいかん
・「訪問者がいないから、客用の布団や専用の部屋は準備しなくてよい」はいかん

京都の社寺のように、いつ行っても綺麗に片付いていることが大事だ
そういうことがその家の人の人格・品性を現しているのだから
汚い社寺に行って、ご利益あると思いませんし、お参りする気もしないでしょ

今度のリフォームで、茶色の水性ペンキと京都のきれいな模様紙が気にいった
そこで例えば、ごみ箱なんかは段ボールから作るようになって来た
そうすると大半のものは、効果な家具を買わずに段ボールでできることが分かってきた

きれいな京都の模様紙を貼れば、なんと美しく見えることか
電燈の傘・ごみ箱・物入れ・団扇・汚い部位を隠す・壁紙として・・・・
これが貼る前と後は別世界になる。月とすっぽん
まさか、これが段ボールだとは、誰も気付かないだろう
こればかりは、ものを誤魔化すのもいいもんだと思った

わざわざ立派で高い物を買うのではなく
捨てるはずの段ボールを使って自分手作りの美しい工芸品が作れてしまう
また捨てるような汚い家具も茶色の水性ペンキなどを塗ると見違えるように美しくなる
また古い家具を美しい模様の布や紙を貼るのも良い

近所に額や絵具など美術用品を売る丸栄額縁があり、京都の模様紙も安く売っている
絵描きだけでなく、一般人もせいぜい美術用品店を利用しDIYで装飾をしょう
絵なんかも油絵そのものは高いですから写真のコピーの絵で十分です
安い美術品で部屋が美しくきれいに見えるのならばそれはそれで良い

・安易に捨てない⇒綺麗に再生⇒気分すっきり
・安易に捨てない⇒資源の無駄使い防止⇒環境悪化防止
・安易に捨てない⇒捨てる手間なし⇒廃棄処分の手間や有害物なし
・安易に捨てない⇒新しいもの買わないで済む⇒お金の節約
・安易に捨てない⇒そういう暮らし方を伝える⇒子供も勉強になる
・安易に捨てない⇒節約の意識の定着⇒節約の暮らし方の定着
・安易に捨てない⇒役所の財政出費削減⇒借金の減少・増税の停止
・安易に捨てない⇒輸入削減⇒貿易赤字縮小

①掃除ができていない
②捨てないで買うばかり、収納が駄目、物で溢れている
③片付けられていない
④花や絵などの飾り気がない
⑤ごちゃごちゃしている
⑥動きにくい・歩きにくい
⑦おちつかない
⑧統一感・調和がなく、安っぽい
⑨家具調度の手入れができてない
⑩殺風景・あまりにお粗末
⑪不便・効率が悪い
⑫汚い・暗い・臭い

食糧も無駄に捨てているものを減らすと膨大な輸入削減になるそうだ
一人ひとりが少しづつ節約すれば国家としては膨大な無駄の節約、経費削減になる
人生勉強会というが、まずは身の回りから、人を家に呼べる家にしましょうよ
まあ偉そうに人様にそんなこと言える自分でもないのではありますが
「ごめんなさい」自分が少しばかり良くなったからって偉そうに言ってしまいました
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 353.村上原基の心掛けている... | トップ | 355.禁句は人生に必要だ、そ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事