村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第32号 村上和隆の人生塾「一言」     人生は相対性幸福論で

2008-05-31 08:14:27 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい


32.人生は相対性幸福論で

人間はしばしば会話において「絶対」「絶対に」ということを多用します。
何故なんでしょう?

アインシュタインの相対性理論というものがありますが、そうです人間の身の回りの出来事や幸福感も本質的に相対的なものなんです。
科学技術の進歩や経済成長の早い現代では、どうしても物事を絶対的に考えるから混乱し、行き詰まり、悩むのです。
これだけ便利で豊かになったというのに、「私は不幸だ」「より幸になりたい」「貴方を幸せにします」などという現代人が多いのです。

しかし現代人の求める幸とは一体何なんでしょうか?
求める幸せが具体的に何かをしっかり正しく認識しないで、闇くもに抽象的な幸せを求めるのです。

こんな話しを訊いたことがあります「日本人は豊かになるともっと豊かになろうとして頑張る」これに対して「南方の人々は豊かになるともうこれ以上は要らないからゆっくりする」のだそうです。
競争とか発展というのは、一面良い点もあるのですが、反面絶対的なものの追求に走りがちです。
絶対的なものの追求は競争激化を招き経済破綻や環境破壊や貧富の差をもたらします。

過剰な資本主義・民主主義・自由主義・グローバリズムは絶対的なものの追求になるという弊害を持っています。
豊かで便利になればもうこれで良しと、相対的な考えも導入すべきなんですが、資本主義・民主主義・自由主義・グローバリズムの下では困難なようですね。

しかしだからと言って、個人的には、そういうものに過剰に巻き込まれないように注意しないと人間らしさを失い、それどころか不幸の落とし穴にはまり込む危険が大いにあるのです。

物事は絶対的だけでなく、時に相対的になるべきです。(相対性理論かな)

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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