村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

189.7月以降、株価再度暴落するかもしれない?むしろ今こそ慎重に!

2009-07-02 07:44:02 | 株式
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所
12~3月は京都市伏見の本部事務所に常駐しています

株価がここのところ日経平均で1万円を大きく超えそうな勢いです。
しかしこのまま上がるのでしょうか?
どうもそうはいかないような気がします。もしこのまま上がるようでしたら、むしろ危険なことですの要注意です。経験上も、そろそろやや長い調整の期間があって当然ですし、そうあるべきだとも思います。
台風や地震に例えると、後片付けがやっと終わったという段階に過ぎないのです。
日本のバブル崩壊後の時と同様に、まだ根本的な問題は何一つ解決していないのです。癌患者のようによくよく検査したらあちこち潜在化していた問題が噴出してきたのです。しかもそれは元の病気よりより深刻でもあるのです。

それどころか、サブプライムローン問題が噴出した直後よりデーターは確実に悪化し続けているのです。
失業・家計支出・給与そして最近では正社員のリストラがいよいよ始まったのです。
先行き確実に明るくなる兆候は何も見当たらないのです。
環境問題はどちらかというと一時的なもの、一部の分野のもので、全体としては景気を縮小していく原因になるのです。
またBRICSが大幅に伸びると仮定すれば、むしろ逆に世界全体の経済は結果的に悪化していく傾向に変わるかもしれないのです。

戦後、共産主義は、理想的な体制だと信じていたが、その化けの皮がはがれ、
皮肉にも、今度はその元共産国家のBRICSの経済成長を信じると存外そうはならないのです。
もしBRICSの経済成長があったとしても、結果的に資材・エネルギーの高騰やインフレや環境悪化や更なる紛争や精神荒廃を引き起こす危険があるのです。
今や行き詰った世界において、むしろ別の新たな火種というか火に油を注ぐような要因になる可能性すらあるのです。

消費意欲は極端に減り、衣食住で精一杯な状況がまたまた10年は続きそうです。
しかし長い目でみれば、むしろ今後10年くらいの景気後退は、非常に望ましいことだと思います。無理に景気を刺激し堕落した人間どもを甘やかすのは愚かだと思います。今回の大不景気は人間への明らかな警鐘なんですから。

日本で失われた10年が終わって、今度は世界が確実に失われた10年になるはずです。
日本の場合10年で済んだものが、世界の場合2~3年で終わるはずがないのです。
しかも更に20~30年先は、高齢化や精神荒廃・環境悪化などによって、もっと暗い状況が見通されるのです。
右下がりの時代には、高度経済成長期のように、株式投資が高いリターンを生み続けるわけがないのです。
勤勉・節約・誠実・貯蓄・自足が基本なんです。21世紀は基本に帰るがスローガンなんです。

昨年株式で大損した一般投資家が、取り戻すべく、また収入を補おうとして株式にのめり込んでいます。(またまた大損して、嫌というほどわかるのですがね)
これは危険です。素人が株式投資に過度の期待をすると、むしろ穴埋めどころか、またまた大損を上乗せしかねません。堅実が一番なんですがね?
株式投資も昔のように長期保有の人は減り、賢い投資家は、短期利益確定のスタンスになっているのです。
ですから何かのきっかけで株価が下がると、豪雨のように、我も我もと大量に売りが噴出するのです。
上がる場合はスルスルと上がるが、下がるときも一機に下がるリスクがあるのです。そんなものに長期投資は危険なんです。
よく株屋が「長期保有」を勧めますが、その結果ここ数年で大損してスッテンテンになった人が多いのです。時期により・銘柄によるのですが昨年なんか例外なく全銘柄大幅ダウンでしたからね。株屋は大嘘つきで、何があっても絶対に謝罪もしません。そんなものを安易に信じるのは大馬鹿者です。

一般投資家は、日本の場合も株価が回復した、だから今度も早めに買いに走ろうと大金をつぎ込むことが考えられます。
「株価が安いから、買っておいて損はしない」程度のいい加減な判断、それが大きな間違いなのです。
もし長期投資をする場合は綿密な調査と覚悟が必要なんです。
多くの人が株式投資に意欲を燃やすときこそ自分だけは冷静に控えめなスタンスが必要なんです。
そもそもサブプライムローン問題は「我も我も」という全体の勢いに乗ってしまったことが原因だったということを忘れてはならないのです。

21世紀は、あらゆる面に、冷静であるべきです。博打に変貌するマネーゲームにのめり込んではいけません。
「手っ取り早く儲けよう」この姿勢が自分を地獄に落としこむのです。
世界はそんなに甘くないのです。誤魔化し易い素人を合法的に食い物にするプロがいることを忘れてはなりません。
彼等は巧妙です。巧みに素人の財布から金を合法的に巻き上げるのです。

博打では、胴元が最後に儲ける、金を巻き上げると言います。
宝くじも胴元というか発行元が確実に儲け、買い手側の多くの人は確実に損を重ねるのです。
胴元は、賭け手が増え、賭け手の心が緩むのを虎視眈々と待っているのです。
株式の上げが来る時がその時期です。そこで胴元は一緒になって買いをいれます。
ここでタイミングを見て、少しだけ早く、利益確定の売りを出す人はプロです。
ところが素人はその時期を逸するのです、そして大量の売りを浴びて狼狽するのです。

現代はいろいろなことで詐欺化しているのです、騙す人が増え、巧妙になりつつありますから騙されないように細心の注意をすることが大事です。
ご存じのように、俺俺詐欺や振り込め詐欺なんかに容易にひっかるのです。警告してもひっかるのです。
株式投資なども言ってみれば俺俺詐欺みたいなもんです、違うのは合法的だといことです。
むしろ合法的な詐欺に気をつけることが大事な時代が到来しているのです。おとり・おだて・脅し・親切・デマなどでまんまと騙すのです。サブプライムローンは正にその典型でしたが、まだ人間は凝りずに被害者になろうとするのです。
儲けるのはごく一部の胴元というか騙し手なんです。多くの人は巧妙かつ確実に騙されるんです。
多くの情報が氾濫し容易に情報が得られる時代は誤魔化しの情報に注意し適切に取捨選択することが大事なことなんです。

一度大きく儲かったものが下がるので売り時を失って、塩漬けにしてしまうのです。
そしてその下げが大きいほど、素人は相当に下がって、もうこれまでという最後の最後になってやっと見切って売るのです。
博打で最初のうちは、儲かっていたが、最後にスッテンテンになったなんてのがそれです。
儲けたはずが、大損になってしまうのです。
ところが、情けないことに、今度は売った途端に何故か株価が上がり出すのです。そこであわてて又買うという悪循環を繰り返すのです。
株式投資は今や売り買いのタイミングなんです。タイミングの悪い人は永久に胴元に巻き上げられるのです。
株価がある時期から突如素人の考えと逆に動く場合があります。台風のようなもので、そういう場合は即刻引くことなんですがね。

もう株式投資やマネーゲームによるリターンは、素人にはそれほど期待できないのです。
素人が危険な賭けに大金を注ぎ込む時代は終わったのです。本人が危険な賭けと認識していないことも問題ですがね。賭けるべき対象が大きく変質しているのです。
昔戦後に土地を買った人は莫大な資産を築くことが出来ましたが、現代で不動産投資のリターンは小さくなっています。
株式投資もそんなに大きなリターンが期待できないどころか、倒産リスクや株価暴落リスクがあるのです。
今や、投資信託や株屋さんは、結婚詐欺師に似ているんです。親切かつ魅力的に近寄るのです、そして金を巻き上げおさらばするんです。結婚詐欺師と違うのは、犯罪にならないことなんです。しかし大きな損害は結婚詐欺師の比ではないのです。もっとも政治家や役人はそれ以上に詐欺師ですよ。株式投資や政治や役人には近寄るなということですかねー?
あのトヨタが赤字になる時代なんです。日本の企業の明日は暗いのです。過去の栄光は続かないのです。少なくとも怪しげな・危なっかしい企業が間違いなく確実に増えるはずです。

楽して儲ける・素人が貸し金業をするなんてのは、かなり慎重にやるべきなんですが、いつか素人貸し金業みたいになっていくのです。
楽して儲かるのであれば他方その分損する多くの人がいないと株式投資は成立しないのです
昔みたいに多くの優良企業が高度成長するなんてのは、年々減っていくのです。
もし素人が株式を買うのであれば、経営者や経営の状況を十分に調べて得心してからその会社の株を中長期で保有すべきなんです。(しかし難しいことですよ)

素人の私の言うことですから単なる話しとして聞いて戴きたいのですが、今後株価は一度暴落する時期があるように予想します。
「そんなことないよ」という人が多いですが、「多分」「だろう」「大丈夫だ」なんていうのは、余程並外れた確実な根拠がなければ口にしてはならないのです。
確かな根拠その裏に正確な情報分析がないのに、噂やマスコミの見込みに踊らされ、いい加減な思い込みや判断でするのは厳禁ですよ。

なんとんなく私の体験的なものに過ぎませんが、7月以降に大きな下げ局面というか大きな調整局面が必ず来ると思います。8000~8500円くらいまで?そしてそれは、ひょっとして年内~来春まで続く可能性もあるのでしょうか?私の言いたことは、素人にとって安易な楽観は禁物だということです。
儲かっている方は早めに撤退の準備というか又は、下げの兆しで早めに手仕舞うのが得策のように思いますが?
もっとも下げの局面でも、逆の動きをする株式も中にはありますから、そういうときでも本物の専門家はそういうものを狙うのでしょうが、素人では???
大きく下がってそこで、もし何か新材料が出てきそうであればそれをきっかけに又買いのタイミングになるんでしょうが?悪化のスピードとの綱の引き合いになりそうです。
まあどちらにしろ、感性とか他人がとれないような良質の情報がないと、大きく儲けるどころか大損をしてしまいかねません。

株式投資は、全資産の5~10%以内、長期保有でなく定期的に全株売り切る、短期間に利益確定・損切りする、のめり込まない。
株式投資はバクチ化しており、暇にまかして毎日朝から晩まで株価の画面を見続けるような、のめり込む老人や主婦ほど、リスクが大きくなっていることをお忘れなく。

変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない
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村上和隆の会話塾
東京都浅草出身/京都市伏見住人の京都雑感と会話ブログ

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