関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後12~3月は京都伏見本部事務所に常駐しています
4~11月は事務所は滋賀支所http://www.meico.org/siga_sisyo_syoukai.html
62、人間は本来の生き方からどんどん遠ざかっている、これで良いのか?
滋賀県高島市安曇川の山中に暮らして10年くらいになりますが、常時生活しているのは、私一人なんです。
そういう暮らしの中で時々都会の人やら地元の安曇川町の人が山中にやってくることがあります。
その人達の多くが言うことが
「こんな山の中の暮らしは、つまらなくはありませんか?」「何か楽しいことがありますか?」
という質問です。
10年も山で暮らしていると、この質問ほど、私にとって異様というか異常に聴こえるものはないのです。
皆さんは、別に大した考えもなく軽い気持ちで質問されるのでしょう。
しかし今の私には、「もし人間だったら、その質問だけはするなよ」という気分なんです。
もし質問するのでしたら次のように質問するのが本来、正常なんでしょう。
「私もこういう山の中で暮らしたいのですが、事情があってできませんが、山の暮らしはどんな楽しいものですか?」ってね。
多分100~1000人いても、こういう質問ができる現代人は少ないのでしょうかね?
理屈ではなく、最近は何故か自然にそういう気分がするんです。
私のほうこそ「都会なんかに住んでいて、つまらなくはありませんか?」と聴き返したいくらいです。
しかし世間常識的には、私のその質問は奇異ですから、本音としては、その質問をしたいのですが、私もそんな野暮な質問はしませんが・・・ちなみにこの質問への大方の人達のお答えは「すごく楽しい」ですかね?都会の堕落しきった暮らしが楽しくなってしまっており、誰も少しも疑わないのです。
田舎に行くと特に現代社会では、「なんでこんな辺鄙で不便なところに住んでいるのか?」みたいな場所が多くあります。
もちろん最近では都会の人はそういう場所に出掛けることさえしなくなりましたがね、その結果限界集落なんて”あたかも最低・最悪の場所みたいな”悲しい新語も生まれるありあさまです。
何か世の中がいつの間にか逆転してしまっていることに気付かされたのです。
私流に言わして戴くと、”限界集落村”でなく”崖っぷちの限界都会”なんですがね。
普通の人はそんなこと思いもしないでしょうが、10年も山で暮らしているとそういうことを感じるようになるのです。
「元々太古の昔から、人間は山の中で暮らしてきたんだよ、そこで自然と共生して人間を磨いてきたんだよ」と言ってやりたい心境ですね。
そして同様なことが、人生についても言えるように思ったのです。
本来の真っ当な人間の生き方をしている人がそうでない人から「そんな生き方をしていてつまらないことはないのですか?」
そんなこと聴いたとしたらおかしなものですよね。当然ですが「その質問はそのまま返しますよ」と言いたいですよね。
麻薬常習者の患者が、正常者に「あなた楽しいですか?」なんて聴くようなもんです。非常におかしな質問ですが、麻薬患者にとっては極めて普通の質問なんですね。
「いくら楽しいかどうか知らないが、あんたこそ、そんな堕落したくだらん人生をおくっていて良いのですか?」と是非聴いてあげたいのです。
豊で便利な現代では、本来の人間の生き方をしている人がどんどん減って、絶滅しそうな状況なんです。
そんな堕落した人間から「貴方つまらない人生でないですか?」なんて聴かれたくないのですがねー困ったものです。世の中逆立ちしているのです。
「こんな山の中の暮らしは嫌」ということは、人生に関することに変換してみると「本来の真っ当な人生なんか嫌」というのと同じことなんです。
そうなんです。豊で便利な現代においては本来の生き方や暮らし方は嫌なのです。もう二度と真面目な生き方には戻りたくないのです。
まさに麻薬常習者のようなものになり下ってしまっているのです。しかも自分がひどく堕落していることに気付かないのです。この調子で行くと孫の時代には取り返しのできないひどい社会に成り下がってしまうのは必至ですね。
しかし本来の人間の生き方からどんどん遠ざかり、人が人でなくなっていくなんて、それで本当に良いのでしょうか?
山で都会の人から私にとってはとんでもない質問されて、こんなことをつくづく考えて愕然としてしまう私なのです。
一体人間は何をしているんだろう?こんな堕落した人間達と交わって一緒のことを考え暮らしていて良いものだろうか?
多分いけないんでしょう。どんどん堕落していくだけです。こんな堕落した人を助けるなんて燃え盛る火に油注ぐようなもんですね。
堕落したヒューマニズムというのも根本的に考え直す時期が来ているでしょうね。
『ヒューマニズム糞喰らえ』
ですかね
本物の人間主義というようなものを取り戻すべきぎりぎりの時期なんでしょうね。
昨年からサブプライムローン問題で世の中が大混乱していますが、こういう時期に「人間とは?」「人生とは?」を真剣に問い直すのが大事であるように思います。
山に10年暮らしてみると、都会の人の考えていることや、やっていることが恐ろしく矛盾に満ちた奇異なものに見えて来ます。
やることなすこと、どんどん本筋から離れていくように思うからです。しかし都会の人は大真面目におかしなことをやっている。
アメリカ人がやったサブプライムローンの愚かさを反面教師とするべきです。私には、心配とか怒りを通り越して、笑うしかないような気分です。
政治家も役人も今になっては怒るのを通り越し、あきれて笑うしかない
「もうどうでもしろ」「国が滅ぼうが、世界が崩壊しようが知ったことか」「私は私の道を行く」という絶望的な気分です。
やれ景気が悪い・やれ人殺しが多い・やれ無気力な若者が増えた・やれどこかの国がけしからん、やれ物価が下がったの・・・・・
景気が悪くていいじゃねーか、物価下がっていかんのか、無気力でも生きてられるんだったら結構な話じゃねーか、仕事がないだったら自分達で仕事を作れよ・・・・
今の日本の都会の暮らしは、スイッチひねれば電気もガスも水も出る、カードで何でも買える、いよいよ困ったら国や県が助けてくれるんですが、これが当り前だと考えたら大きな間違いですが、間違いにさえ気付かない、気付きたくないんでしょうね。
矛盾・矛盾・矛盾・・現代の都会は矛盾で満ち満ちている。それを矛盾じゃないと考え、更にどんどん矛盾の無限地獄に落ちていくらしい。ある意味、麻薬より何倍も恐ろしいことなんですがねー・・・
『矛盾を解消しようとして、更なる大きな矛盾に手を出す
どんな苦労があっても真剣に戻ろう、やり直そうとはしない
本質に戻ろうとしない、本質からどんどん遠ざかって行く』
山に来て私に「こんな山の中の暮らしは、つまらなくはありませんか?」「何か楽しいことがありますか?」なんて聴かないで下さいね、愚問です。そんな愚かしい質問をする貴方は相当に病んでいる証拠なんです。
変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない
このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ
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東京都浅草出身/京都市伏見住人の村上和隆のブログ
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滋賀県高島市安曇川の山中に暮らして10年くらいになりますが、常時生活しているのは、私一人なんです。
そういう暮らしの中で時々都会の人やら地元の安曇川町の人が山中にやってくることがあります。
その人達の多くが言うことが
「こんな山の中の暮らしは、つまらなくはありませんか?」「何か楽しいことがありますか?」
という質問です。
10年も山で暮らしていると、この質問ほど、私にとって異様というか異常に聴こえるものはないのです。
皆さんは、別に大した考えもなく軽い気持ちで質問されるのでしょう。
しかし今の私には、「もし人間だったら、その質問だけはするなよ」という気分なんです。
もし質問するのでしたら次のように質問するのが本来、正常なんでしょう。
「私もこういう山の中で暮らしたいのですが、事情があってできませんが、山の暮らしはどんな楽しいものですか?」ってね。
多分100~1000人いても、こういう質問ができる現代人は少ないのでしょうかね?
理屈ではなく、最近は何故か自然にそういう気分がするんです。
私のほうこそ「都会なんかに住んでいて、つまらなくはありませんか?」と聴き返したいくらいです。
しかし世間常識的には、私のその質問は奇異ですから、本音としては、その質問をしたいのですが、私もそんな野暮な質問はしませんが・・・ちなみにこの質問への大方の人達のお答えは「すごく楽しい」ですかね?都会の堕落しきった暮らしが楽しくなってしまっており、誰も少しも疑わないのです。
田舎に行くと特に現代社会では、「なんでこんな辺鄙で不便なところに住んでいるのか?」みたいな場所が多くあります。
もちろん最近では都会の人はそういう場所に出掛けることさえしなくなりましたがね、その結果限界集落なんて”あたかも最低・最悪の場所みたいな”悲しい新語も生まれるありあさまです。
何か世の中がいつの間にか逆転してしまっていることに気付かされたのです。
私流に言わして戴くと、”限界集落村”でなく”崖っぷちの限界都会”なんですがね。
普通の人はそんなこと思いもしないでしょうが、10年も山で暮らしているとそういうことを感じるようになるのです。
「元々太古の昔から、人間は山の中で暮らしてきたんだよ、そこで自然と共生して人間を磨いてきたんだよ」と言ってやりたい心境ですね。
そして同様なことが、人生についても言えるように思ったのです。
本来の真っ当な人間の生き方をしている人がそうでない人から「そんな生き方をしていてつまらないことはないのですか?」
そんなこと聴いたとしたらおかしなものですよね。当然ですが「その質問はそのまま返しますよ」と言いたいですよね。
麻薬常習者の患者が、正常者に「あなた楽しいですか?」なんて聴くようなもんです。非常におかしな質問ですが、麻薬患者にとっては極めて普通の質問なんですね。
「いくら楽しいかどうか知らないが、あんたこそ、そんな堕落したくだらん人生をおくっていて良いのですか?」と是非聴いてあげたいのです。
豊で便利な現代では、本来の人間の生き方をしている人がどんどん減って、絶滅しそうな状況なんです。
そんな堕落した人間から「貴方つまらない人生でないですか?」なんて聴かれたくないのですがねー困ったものです。世の中逆立ちしているのです。
「こんな山の中の暮らしは嫌」ということは、人生に関することに変換してみると「本来の真っ当な人生なんか嫌」というのと同じことなんです。
そうなんです。豊で便利な現代においては本来の生き方や暮らし方は嫌なのです。もう二度と真面目な生き方には戻りたくないのです。
まさに麻薬常習者のようなものになり下ってしまっているのです。しかも自分がひどく堕落していることに気付かないのです。この調子で行くと孫の時代には取り返しのできないひどい社会に成り下がってしまうのは必至ですね。
しかし本来の人間の生き方からどんどん遠ざかり、人が人でなくなっていくなんて、それで本当に良いのでしょうか?
山で都会の人から私にとってはとんでもない質問されて、こんなことをつくづく考えて愕然としてしまう私なのです。
一体人間は何をしているんだろう?こんな堕落した人間達と交わって一緒のことを考え暮らしていて良いものだろうか?
多分いけないんでしょう。どんどん堕落していくだけです。こんな堕落した人を助けるなんて燃え盛る火に油注ぐようなもんですね。
堕落したヒューマニズムというのも根本的に考え直す時期が来ているでしょうね。
『ヒューマニズム糞喰らえ』
ですかね
本物の人間主義というようなものを取り戻すべきぎりぎりの時期なんでしょうね。
昨年からサブプライムローン問題で世の中が大混乱していますが、こういう時期に「人間とは?」「人生とは?」を真剣に問い直すのが大事であるように思います。
山に10年暮らしてみると、都会の人の考えていることや、やっていることが恐ろしく矛盾に満ちた奇異なものに見えて来ます。
やることなすこと、どんどん本筋から離れていくように思うからです。しかし都会の人は大真面目におかしなことをやっている。
アメリカ人がやったサブプライムローンの愚かさを反面教師とするべきです。私には、心配とか怒りを通り越して、笑うしかないような気分です。
政治家も役人も今になっては怒るのを通り越し、あきれて笑うしかない
「もうどうでもしろ」「国が滅ぼうが、世界が崩壊しようが知ったことか」「私は私の道を行く」という絶望的な気分です。
やれ景気が悪い・やれ人殺しが多い・やれ無気力な若者が増えた・やれどこかの国がけしからん、やれ物価が下がったの・・・・・
景気が悪くていいじゃねーか、物価下がっていかんのか、無気力でも生きてられるんだったら結構な話じゃねーか、仕事がないだったら自分達で仕事を作れよ・・・・
今の日本の都会の暮らしは、スイッチひねれば電気もガスも水も出る、カードで何でも買える、いよいよ困ったら国や県が助けてくれるんですが、これが当り前だと考えたら大きな間違いですが、間違いにさえ気付かない、気付きたくないんでしょうね。
矛盾・矛盾・矛盾・・現代の都会は矛盾で満ち満ちている。それを矛盾じゃないと考え、更にどんどん矛盾の無限地獄に落ちていくらしい。ある意味、麻薬より何倍も恐ろしいことなんですがねー・・・
『矛盾を解消しようとして、更なる大きな矛盾に手を出す
どんな苦労があっても真剣に戻ろう、やり直そうとはしない
本質に戻ろうとしない、本質からどんどん遠ざかって行く』
山に来て私に「こんな山の中の暮らしは、つまらなくはありませんか?」「何か楽しいことがありますか?」なんて聴かないで下さいね、愚問です。そんな愚かしい質問をする貴方は相当に病んでいる証拠なんです。
変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない
このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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