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小沢氏の国会招致をめぐり、民主党は分裂含み?

2010-12-12 22:31:03 | 報道/ニュース


  12月12日 TBSサンデーモーニング


  鳩山前首相、小沢元代表の間でこんな話しがあったという。
  「政権の中枢には危機感がない。
   私たちが協力しようとしても、(菅首相は)私たちを切って政権浮揚しようとしているから
   協力のしようがない。」

  支持率が20%台前半にまで落ち込んだ菅内閣の執行部がくりだした一手が、“脱小沢”。
  岡田幹事長は、政治倫理審査会の議決によって、
  年内に小沢元代表国会招致を目指す方針を明らかにした。

  これには、小沢氏を支持する議員から強い反発の声があがった。
  民主党 松木農水政務官
  「仲間を人民裁判のような雰囲気に引っ張り出さなくてはいけないのか。
   問責決議のほうが重い。」

  さらに小沢氏に近い民主党幹部からは、問責決議を受けた仙谷官房長官の辞任を求める声。
  
  仙谷官房長官
  「やめろという話は聞いていない。」
  管首相
  「そういう話は承知していないし、閣僚の交代は考えていない。」

  小沢氏の国会招致をめぐり激しさを増す民主党内の対立。
  党幹部は、小沢氏が政倫審の議決を拒んだ場合強く臨む姿勢を示しているが、
  こうしたやり方を危惧する声もある。

  北澤防衛相
  「小沢さんが政倫審にでた後のことが、充分に描ききれていないのは大きな問題。」
  小沢氏に近い、輿石参院議員会長
  「それでぜんぶカタがつくなら、俺が小沢さんを連れてくることだってやる。
   しかし小沢さんを招致しても次は仙谷・馬淵と結局キリがないだろ。」
  公明党幹部
  「国会で第一に重要なのは、仙谷官房長官らに対する問責決議への対応。
   小沢元代表の問題で努力が見られただけでは国会審議には応じられない。」

  年明けのねじれ国会で難しい対応がせまられる菅首相。
  公明党との連携がうまくいかなかった場合への動きも見せている。
  6日、社民党首と会談。
  衆院3分の2の議席確保のための社民党との連携重視をうちだした。

  そんななか永田町では、8日、
  読売新聞グループ、渡邊恒雄会長が、自民党谷垣総裁と会談。
  渡邊氏は2007年に自民・民主「大連立」構想を仲介したことから、
  今回再び大連立があるのではないかという憶測をよんだ。
  さらに同じ日、森元首相も鑑定を姿をみせた。

  民主党伊の対連立について、自民党谷垣総裁は、
  「大連立はよくよくの大儀名分がなければ出来ない。」
  菅首相
  「理解していただく前提がないまま大連立というのは、議会のあり方として理解を得にくい。」

  民主党内の構想をきっかけにふきだした世界再編の動き。
  渦中の小沢氏は11日、自らに潔白を改めて主張した。
  「政治生活において一点のやましいところはありません。」

  明日行われる役員会で党として小沢氏の国会招致を決めたい民主党執行部。
  小沢氏の動き次第では、年末年始に大きな政局に発展しかねない状況となってきた。


































  





























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