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日米韓は北朝鮮包囲網 中国は・・・

2010-12-14 22:48:56 | 報道/ニュース
  12月12日 TBSサンデーモーニング


  中国の外交担当の最高責任者 戴ヘイコウ国務委員が、
  9日、北朝鮮を訪問しキム・ジョンイル総書記と会談した。
  新華社通信は、
  「朝鮮本当情勢に関する率直な話し合いが行われ、重要な認識の一致を見た。」
  と伝えたが北朝鮮に変化の兆しは見えない。

  アメリカは中国に対する苛立ちをつのらせている。
  米軍マレン統合参謀本部長
  「中国は北朝鮮に対し、地球上のどの国にもない絶大なる影響力を有している。
   緊張緩和は米中共通の利益であるのに、中国はその影響力を使いたくないようだ。」
  ウォールストリートジャーナル紙(7日)
  「北朝鮮の核開発は中国の支援なくしてありえない。
   中国は悪の枢軸の仲間入りした。」

  次々と飛び出す中国批判。
  しかしこれは、裏を返せば北朝鮮問題が中国頼みという現実をものがたる。
  大規模な会場演習に続いて行われた日米韓参加国外相会談でも、
  韓国キム・ソンファン外交通商相
  「中国が寄り明確な立場をとって北朝鮮に警告してほしい。」

  中国外務省報道官
  「対話と交渉を通じて問題を解決すべきだと繰り返し訴えてきた。
   それこそが各国の利益にかなった正しい方向だから。」

  国際政治学者 ハーバード大学 ジョセフ・ナイ教授
  「中国は北朝鮮の崩壊を非常に恐れている。国境付近の混乱を招くから。
   北朝鮮に厳しく接することで政権が崩壊するのを恐れている。
   まず中国は北朝鮮に、犯したことの代償を払いなさい、と口火を切るべき。
   そこから6カ国協議再開の道は開かれる。
   しかし現時点でははるかに遠いことと思える。」

  解決の見えない北朝鮮をめぐる情勢は、日本の拉致問題にとっても深刻だ。
  10日、拉致被害者家族会と面会した菅首相は、
  北朝鮮有事の際、自衛隊を派遣して拉致被害者を救出する可能性を含め、
  政府内で議論していることを明らかにした。

  11日は韓国側との協議について言及した。
  「韓国と少しずつそういう相談を始められればいい。」

  緊張状態が続く中、かぎを握る中国の動き。
  来月には胡錦濤国家主席が訪米を予定している。






















  





























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