9月13日 おはよう日本
注目されるiPhone5。
しかし世界のスマートフォン市場を見ると
アップルは他のメーカーの攻勢を受けてシェアは17%程度にとどまっている。
拡大するスマートフォン市場で攻勢を強めているのが
グーグルの基本ソフト“アンドロイド”を採用する陣営。
中でも急成長する韓国のサムスン電子は
今年4月から6月までの出荷台数ベースのシェアが
アップルの2倍近くに達している。
この勢いを封じ込めようとアップルは反撃に出ている。
デザインを真似され
特許を侵害されたとしてサムスンを相手取って法廷闘争を展開。
カリフォルニア州の裁判では
アップルの主張を全面的に認める陪審評決を勝ち取った。
ただこうした中でもライバル各社の攻勢は地尾まらない。
サムスンはアップルの永遠のライバルともいわれるマイクロソフトに急接近。
これまでのアンドロイドの機種に比べて
マイクロソフトの次期基本ソフト「ウィンドウズフォン8」を採用した
新型スマートフォンを他社に先駆けて発表した。
機種の多様化で市場での地位を確かなものにする狙いである。
さらにフィンランドのノキアや
グーグル傘下に入ったモトローラも相次いで新機種を発表。
画面の大きさなどをアピールして
アップルへの対抗姿勢を鮮明にしている。
米ネットメディア スティーブン氏
「アンドロイド陣営からは次々と新機種が出てくる。」
ライバル各社による包囲網ができつつある中
アップルがシェアを拡大できるのか。
iPhone5はそのカギを握ることになる。