銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

赤ずきん(2011)☆★RED RIDING HOOD

2011-06-11 | 映画:シネコン

         恋をした、大人になった。

MOVX京都にて鑑賞。公開初日に行って来ました。クロエに続き、またアマンダ・サイフリッド主演作品です。

「トワイライト~初恋~」のキャサリン・ハードウィック監督がメガホンを撮ったダークファンタジーです。グリム童話の赤ずきんがベースとなっているそうですが。

元々のお話:狼がおばあさんを食った後、狼がおばあさんになり済まし、見舞いにやって来た赤ずきんを食べてしまうという童話で。何童話といえない残虐なストーリーだったと記憶しています。でもお腹からおばあさんと赤ずきんは腹を切ってもらい助かるんでしたね(笑)

さて大人になった赤ずきんが美しい娘になって登場。そして彼女は恋をします。内容も恋同様、濃い話です。


可愛いけど何か色っぽさも見え隠れ、、、、。このダンスのシーンでの目線が


母親役には、ヴァ―ジニア・マドセン、相変わらず綺麗。

 

赤ずきんの名前はヴァレリー。村で一番美しい 娘に成長、お金に困った家族は村一番の裕福な一族の息子 ヘンリーのところへ嫁がせることを勝手に決めてしまう。ヴァレリーはそれを後で知る事に。

よくあるパターンです。ところがヴァレリーには別に好きな相手があった。

 

 
幼馴染みできこりのピーター。
ピーター役にはシャイロー・フェルナンデス。この人、以前『トワイライト』のエドワード役に応募し、最後までロバート・パティンソンと役を争ったらしい。彼曰く、キャサリンがこの役に抜擢してくれたわけではないと(笑)


婚約者ヘンリーには、マックス・アイアンズ。あの名優ジェレミー・アイアンズの息子さんだそうです。 

ピーターという相思相愛の相手がいるヴァレリーを一途に思うヘンリーを好演。ちょっと大人しくて真面目そうな感じかな。マックス君もオーディションでこの役をゲットしたそうです。

 
赤ずきんちゃんといえば、おばあさんです。祖母役にはジュリ―・クリスティ。孫のヴァレリーのために、この赤いマントをプレゼントする。

そしてあの有名なやり取りもあり!「おばあさん、なぜそんなに歯が大きいの?」 「おまえを食べるためだよ」なんて会話も登場。

 映画の時代設定はされていないそうで、この感じから想像するに、中世のヨーロッパって気がしますね。冒頭の風景がなかなか良かった!


ピーターと駆け落ちするはずだったが、姉の突然の訃報に、、、、。

 
そしてこの人、ゲイリー・オールドマンが途中からソロモン神父という役で登場します。妻は狼に殺されたらしく、そのため狼退治に執念を燃やしていた。

狼退治をするためにこの村へ部下たちと訪れる。ソロモン神父が村にやって来て、とんでもない警告をすることから、事態は、、、、。

あらすじ(goo映画より拝借)

美しく成長した年頃のヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)は、両親によって村一番の裕福な一族の跡取りヘンリー(マックス・アイアンズ)との婚約が決められたことを知らされる。だが、彼女には幼馴染みで木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)という、将来を誓い合った恋人がいた。2人はすべてを投げ捨てて駆け落ちを決意するが、血のように真っ赤な満月の夜、すべてが一瞬にして変わってしまう。ヴァレリーの姉が何者かに殺されたのだ。この村では長年に渡って、動物の生け贄を捧げることで平和を保っていたが、“それ”は協定を破ったのだ。怒りに震え、復讐に燃える村人たちは、魔物ハンターとして名を馳せるソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)を村に招く。だが、やって来たソロモンは、村人たちに思いもよらぬ事実を告げる。犯人=“それ”は満月の夜だけ狼に変わる人狼だというのだ。“それ”は正体を隠したまま村に紛れているというソロモンの言葉によって、疑心暗鬼を募らせる村人たち。次々に犠牲者が増えるなか、パニックに陥ってゆく。そして13年に一度の赤い惑星と月が並ぶ夜。血のように赤い月の下でついに“それ”は姿を現す。そして、“それ”はヴァレリーに話しかける。“俺はお前をよく知っている。一緒に来い”。一体“それ”は何者なのか?手がかりはダークブラウンの瞳だけ。愛するピーターなのか?婚約者のヘンリーか?それとも……?“それ”の目的がヴァレリーを連れ去ることだと知ったソロモン神父は、彼女を囮にして広場に拘束する。危機が迫る中、ついに“それ”の正体が暴かれるが……。

そういえば人狼の姿が何かとても安けなく見えて、、、、。あれはちょっとね。


オーガスト神父にはルーカス・ハース

 邪悪な狼は満月の夜だけ、野獣に変身して村人の中に紛れている言う事だが、その目的はヴァレリーを村から連れ去ることらしい。彼女を見つける狼の目は深い褐色ということで、ヴァレリーを巡り争う2人の男も同じ色の瞳、、、、。これは疑わしい?

 褐色の瞳を持つ人物が、怪しいわけだが。これが謎解きの手掛かりになるのか?う~ん難しい。


褐色の瞳を持つふたり

ヴァレリーとこの村を出ようとしている人狼。ということはヴァレリーと関わりのある人物には違いない。ということでヴァレリーに矛先が向くのである。

ところが意外なことにも、、、、。


祖母も怪しい?

謎は深まり、ヴァレリーはソロモン神父によって牢屋に。村人、友だちからも疑いの目を向けられることに、、、、。

絶対絶命のヴァレリー。とうとう人狼の正体と遭遇することに。


そういえばこの友人の弟が疑われてしまい、ヴァレリーが狼と話が出来るとソロモン神父に売って、弟を助けようとするんだけれどね。

 
赤いマント姿がお似合いです。アマンダちゃんのこのお姿はどことなく怪しい可愛さでナイスですね。
この風景とマッチしています。


いよいよ正体が?!目指すは祖母の家・・・・。ここに真相が。

とぞくぞくはらはらしていたんですけど、正体を知ると、あんまり驚くほどの事はなかったわ。

結末もそんなにね。

メディア 映画
上映時間 100分
製作国 アメリカ/カナダ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/06/10
ジャンル サスペンス/ファンタジー/ロマンス
映倫 G

解説(allcinemaより)

 「トワイライト~初恋~」のキャサリン・ハードウィック監督がグリム童話の『赤ずきん』をモチーフに描くファンタジー・ラブサスペンス。危険な恋に落ちるヒロインの運命と村を襲った謎の人狼の正体をミステリアスかつダークなタッチで描き出す。主演は「マンマ・ミーア!」「ジュリエットからの手紙」のアマンダ・サイフリッド。共演にゲイリー・オールドマン、ジュリー・クリスティ。製作にはレオナルド・ディカプリオも名を連ねている。


撮影風景 

 

 

 

 

Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする