ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

宿泊先で読む本には気をつけねば・・・

2005年10月26日 | 随想録

♪今日の昼は、またもや「四ツ橋駅」付近のカレーの店、「ラクシュミ」。またもや内臓から火を吐きました。でもまた行きたくなるのです。


 昨夜は大阪泊りでした。
 いったん宿に着いたあとで、近くの本屋さんに行き、ブラブラしながらその夜読む本を決めるのが好きなんです。


 きのうの夕方も、早めに夕食を済ませたあとでブラリと本屋さんに寄ってみました。
 目にとまったのが、「嫌煙権は煙草の害を説いているものではなくて、差別が別な形で現れている場合がある」という趣旨の本です。少し立ち読みしてみたんですが、害があるから喫煙に反対するのではなくて、何らかの差別できる対象を見つけたいために嫌煙権を主張している、と説いてあるところは結構同意できるものでした。(ちなみにぼくは煙草をやめて10ヶ月たちます)
 興味をそそられたんですが、きのうはあまり頭を使わないものが読みたい気分だったのでパス。


 次に目にとまったのが平山夢明氏の書いた怪談集。テンポがよくて、表現は少々グロテスクではあるけれど、怖さということにかけては群を抜いていると思っているので、買おう、と思いました。
 思ったところで、ハタ、と本を取る手が止まります。
 よくそういう本に出ているのが、ホテルにまつわる怪談。8階や9階の部屋の外から誰かが覗いていた、とか、ふと気づくとベッドの下から手が覗いていた、とか、凄い形相の女性がドアのところから迫ってきた、とか・・・ 
 あ~あ、ホテルに泊るっていうのになんでそんな話を思いだしてしまったのかな~
 

 いっぺんに怖くなったので、その本は買わずに(怖いもの見たさで欲しかったんですけどね)、宿に帰ってからはテレビをつけっぱなしにして、書いておかなければならない楽譜を書き、寝る時は電気をつけっ放しにしておきました。
 クローゼットの天井側とか、ベッドの下とかにお札でも貼ってあったらどうしよう、なんて、考えはじめたら、頭が勝手に怖いことを考えるんですよ~


やれやれ、昨夜は何も起こらなくて良かったです。ホッ。


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コメント (2)
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