ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

小林万里子ライヴ

2005年10月29日 | 自分のライブで
          ♪小林万里子(左:vocal)&鷲尾悠持郎(右:guitar)



 今夜は箕面市在住のシンガー・小林万里子さんの岡山ライブに、サポート・メンバーとして参加してきました。


 ジャニス・ジョプリンに心酔している、と言う小林さんは、カルト的なブルース・シンガーとして、地元関西のライブ・ハウスを中心に活動を続けています。
 小林さんのメジャー・デビューは、あの杏里さんとほぼ同期だそうです。


     


 強烈なメッセージをギャグでくるんだ過激なオリジナル曲を、良きパートナーである鷲尾悠持郎さんの朴訥で温かいギターにのせて歌い、叫ぶ小林さんのステージ、限りなく熱いです。
 社会の偽善にキツい突っ込みを入れ、権力や有名人をものの見事にぶった切った歌詞は抱腹絶倒、客席を笑いのウズに巻き込みます。


 バックを務めるのはサックスの赤田晃一さん、ドラムスの竹本洋朗さん。
 赤田さんは、岡山を拠点として、サックスによるフリー・インプロヴィゼイションなど、独自の世界を展開している素晴らしいサックス奏者です。


 ステージでは、予想どおり熱く、濃い世界が繰り広げられました。
 ジャズのスタンダード・ナンバーをブルージーに歌い、雰囲気を盛り上げてから繰り出す、強烈な「ネタ」を散りばめたオリジナル曲の数々。ぼくも弾きながらウケるやら、噴き出しそうになるやら。
 曲と曲の間のしゃべりがまた関西風味全開で、とってもオモロイ!


     
      鷲尾悠持郎(左:guitar)&赤田晃一(右:sax)


 過激なステージとは正反対に、おふたりともとても気さくで温かい人柄です。音楽に打ち込んでいる姿にも頭が下がります。個人的に、ぼくはふたりのファンでもあるんです。


 小林万里子&鷲尾悠持郎さんのライブ、もしお近くで開かれているようでしたら、ぜひ一度覗いて、小林ワールドを体験して見てください。 


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コメント
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