ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

ファミリー・タイズ (Family Ties)

2005年10月23日 | 見る聴く感じるその他

                                      ♪キートン家の面々。


 アメリカのテレビドラマによくある、シチュエーション・コメディの形をとったホーム・ドラマです。
 テレビ東京系列の局で1986年10月から1987年9月まで放送されていました。
 なんとなく合わせたチャンネルで偶然このドラマを観たんですが、たちまちファンになりました。


 アメリカでは1982年から1988年までの7シーズン、全176話が放映されて、大ヒットしました。
 マイケル・J・フォックスはこのドラマで一躍スターになり、エミー賞のコメディー部門主演男優賞を1986年から3年連続受賞していますね。


     


【出演者】

☆キートン家

 マイケル・グロス(父:スティーブン) 
 Michael Gross (Steven Keaton)
  地元のテレビ局に勤務している。ママとは大学時代に知り合った。
  皆の良き理解者。

 メレディス・バクスター・バーニー(母:エリス) 
 Meredith Baxter Birney (Elyse Keaton)
  建築士。自他共に認める自立した女性。とっても家族を愛している。

 マイケル・J・フォックス(長男:アレックス)
 Michael J. Fox(Alex P. Keaton)
  成績優秀な大学生。自信過剰のうぬぼれやで、お金が命。
  両親とは正反対の超保守派。将来はエリート銀行マンが夢。

 ジャスティン・ベイトマン(長女:マロリー)
 Justine Bateman (Mallory Keaton)
  勉強は苦手だが、何とか高校を卒業して女子大生に。
  ファッションと買い物が大好き。将来の夢はファッション業界。芸術家の彼・ニック一筋。

 ティナ・ヨーザーズ(次女:ジェニファー)
 Tina Yothers (Jennifer Keaton)
  スポーツ万能で成績優秀な高校生。変わり者揃いの家族が悩みの種のクールな次女。

 ブライアン・ボンソール(次男:アンディ)
 Brian Bonsall (Andrew 'Andy' Keaton )
  アレックス待望の弟。アレックスに溺愛されている。第3シーズンで誕生。

★キートン家周辺の人々
 
 トレーシー・ポラン(エレン・リード)
 Tracy Pollan(Ellen Reed)
  アレックスの恋人。

 コートニー・コックス(ローレン・ミラー)
 Courteney Cox(Lauren Miller )
  アレックスの新しい恋人。第6シーズンから登場。

 マーク・プライス(スキッピー・ハンドルマン)
 Marc Price (Erwin 'Skippy' Handleman)
  アレックスの友人。少々ドジなところあり。

 スコット・ヴァレンタイン(ニック・ムーア)
 Scott Valentine(Nick Moore)
  マロリーの恋人。ちょっとパンクなところがあるが、ナイスガイ。アートの才能がある。


     
     左からスキッピー、ローレン、ニック、エレン



 テレビで放映されていた頃は、土曜夜ということもあって(やっぱり遊ぶのに忙しかったですから笑)そんなに見る機会がなかったけれど、だいぶあとになってレンタルショップでビデオを見つけてからは、次から次へと借り続けましたね。


     
      初期のキートン家のメンバー。みんな若い!


 典型的なアメリカの中流家庭・キートン家の日常が舞台です。
 60年代のムーブメントに染まった青春時代を送ったパパとママ。成績優秀ながら保守的で、ちょっとズレているアレックス。ノーテンキで勉強はまるでダメだけれど、流行にはとても敏感なマロリー。皮肉屋だけれど成績優秀で、アレックスのライバル的なジェニファー。マセているけどしっかり者のアンディ。この6人に、幼馴染のスキッピー、マロリーの彼氏ニック、アレックスの彼女エレン(のちローレン)などが加わってドラマは進んでゆきます。


     
 

 どの国のどの家庭にも起こりそうな出来事をユーモアたっぷりに描いていて、笑いの中からタイトルの「家族の絆」にスポットを当てています。
 時にはシリアスなテーマも織り込まれていてホロリとさせられるし、毎回登場するゲストも見ものです。


     
      アレックス(マイケル・J・フォックス)とローレン(コートニー・コックス)


 初めて発した言葉が「Mammy」ではなく「Money」(笑)だったという、「金の亡者」という設定のアレックスのズレっぷりがとってもおかしい!
 ズレているといえば、未だに60年代の熱い血をたぎらせているパパや、「買い物好き」がキーワードのマロリーのボケっぷりにも大笑いです。


     


 とにかく、笑えて、泣けて、考えさせてくれるドラマで、今ではぼくはこのドラマに見事にハマっちゃっています。
 DVD欲しいです~


     


 この作品がマイケル・J・フォックスの本格デビューで、マイケルは、このドラマと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の大ヒットによって、全米のアイドルとなりました。
 また、このドラマで共演したトレイシー・ポランと実生活でも結ばれています。


     
     トレイシー・ポラン、マイケル・J・フォックス


 現在マイケル・J・フォックスは、パーキンソン病のために闘病生活を送っているけれど、いつの日か復帰してほしいなぁ。
 またあのユーモラスで明るい姿が見たいです。


     

コメント (6)
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