わたしの子どもの頃、大阪千里の地で万博が開催されました。
そのとき、企業もパビリオンを出していましたが、各国もパビリオンを建て、その国の珍しいものや特産品などを展示していました。
アメリカ館では、アポロ11号が月面着陸したときに採取してきた月の石を展示していました。
アメリカ館では、アポロ11号が月面着陸したときに採取してきた月の石を展示していました。
わたしは、生まれてはじめて、黒人の人に直に会い、握手をしました。
そのとき知ったのは、黒人の人はすべて肌の色が黒いと思っていたのですが、手のひらは黒くないことを知りました。
それは私にとっては、新鮮な驚きでした。

たしか2時間ほど並んで、「ソ連館」に入り、生まれてはじめてロシア料理を食べました。
ピロシキと何かスープのようなものが出されましたが、そのスープが赤色で酸っぱくて、口に合わないものだったことを覚えています。
ご当地では、ふつうに食べているものでも、地域や国がかわれば、食べない人もいます。
ピロシキと何かスープのようなものが出されましたが、そのスープが赤色で酸っぱくて、口に合わないものだったことを覚えています。
ご当地では、ふつうに食べているものでも、地域や国がかわれば、食べない人もいます。
今年の夏には、東京オリンピックで、世界中から多くの人々が日本を訪れます。
日本の食生活・食文化を知ってもらうことができます。
それと同時に、あいさつ、食べ物、選手の名前などを知り、外国の人と競技場で言葉を交わすなどを通して、言語は英語だけがすべてではないこと。また英語圏の文化だけではないことを子どもたちが知る機会となればいいと思います。
時代は、多様性(diversity)尊重の時代です。