昨今の学校の教師は、多忙でたくさんの業務を抱えています。
そこで、とかく忙しそうにしているので、子どもの側から「声をかけにくい」「話しかけにくい」という感想をよく聞きます。
それに、「先生に相談したって・・・」という中学生も多いです。
さらに、先生を相談する相手として、はなから教師という存在をとらえていない生徒もいます。
子どもは相談したいことがたくさんあるのがふつうです。
学習のこと、友だちのこと、部活のこと、将来のことなどです。
親さんに相談するのは当然としても、相談相手に教師を選ばない子が増えています。
でも、わたしは教師に伝えたいのです。
困っている児童生徒が、「相談してみよう」と真っ先に思い浮かべる人になりなさい。
それが教師の存在意義だと、わたしは考えています。
いまみ2.3年目の教師が採用される前に、教師の志望動機と抱負を尋ねていくと、「子どもから信頼される教師になりたい」と言っていたのです。
何のために教師になったのか。
初心を忘れずに活躍して欲しいと願います。