高校時代のわたしの思い出です。
定期テストのため、前日12時は過ぎ、テスト当日の夜明け前までテスト学習をして、数時間だけ睡眠をとり、その日のテストを受けてきました。
そして、次の日もテストですので、その日の夕方に少し寝て、またその日は深夜までテスト学習をする。
この学習の仕方に効果があるかは人それぞれだと思いますが、わたしはそうしていたのです。
すると、夕方に帰宅した父が「試験前に寝ていて大丈夫なのか!」と、定期テストのたびごとに言っていたのを思い出します。
私としては、自分で考えてテスト勉強をしているのに・・・」と残念に感じたのを思い出します。
じっさい、テスト前日にわが子ぎ寝ていたら何かを言う親は多いと思います。
自分の考えとタイミングで、休もうとするとまわりの人とぶつかることがあるのです。
親にしてみれば、子どもが机に向かい勉強をしている姿を見せるだけで、「ちゃんとやっているな」と安心できるのです。
こういう例に限らず、相手が一方的に自分に注意してくることはあるものです。
そのように自分を非難したり、小言を言ったりしてくるときの対処法は、相手に対して「なにか事情があるのだろう」と想像してみるのです。
「親は子どもの学習する姿を見て安心したいのだろう」と想像してみるのです。
自分への非難だと思うと、子どもとしてはいい気がしません。でも、親の不安がそう言わせているのだと思えば、イラッとくる気持ちも少しはおさまります。
私が父に発する言葉も、「大丈夫だよ」となったかもしれません。
このように、親には親の事情があると、ちょっとでも思えると非難や小言に振り回されずにすむのです。
この「相手にも何か事情があるのかも」想像するやり方は、自分は相手の小言をいう心境や不機嫌に振り回されないための方法です。
本当の事情は確かめなくてもいいですし、わからないままでいいのです。
不機嫌になった事情は、相手が自分で解決するべきものなのです。
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