わたしは家の畑で少しですが、野菜を育てています。
ちょうど今頃は、きゅうり、ピーマンの収穫期になりました。
自分の家で採れた野菜は、新鮮で日々の食事で活躍します。
そして、ふと食料の自給について思うのです。
日本は、第二次世界大戦後、食料の多くを輸入に依存してきました。
自動車などの製造業の輸出を増やすため、農業を犠牲にする政策をとってきました。
食料は海外から安く買えば、ことたりる。
そのようにして、経済発展を遂げてきたのです。
その結果、日本の食糧自給率落ち込んでいます。
以前は約70%でしたが、今や主要国で突出して低い数字です
そこに、いま異常気象が頻発し、世界で農作物の収穫が不安定になってきています。
また、紛争や戦争も起こり、食料の安定供給に不安が出てきています。
それ以外にも問題があります。
農産物を育てるには、肥料が必要です。
しかし、日本は肥料のほぼすべてを輸入に頼っています。
野菜の種の約9割が輸入なのです。
種を輸入できなくなる、肥料の輸入も止まれば、野菜の自給率はもっとさがります。
安いものに飛びつきがちな日本の消費者の行動も輸入依存を招きます。
私たちにできるのは国産品に切り替えていくことです。
国産なら安全性が確認しやすいうえ、地元産を買えば地域の活性化にもつなります、
国産品はすこし高くても、長い目で見れば地域を支えることになり、決して高くはないはずです。
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