ここ何年も、行政の子育て支援関係の部署の課題は待機児童を減少させる施策をどうするかということでした。
じっさい、2017年は待機児童が全国的に最多でした。
その年には全国で約27000人の待機児童がいました。
しかし、今年は2950人ほどまでに減りました。
5年連続で減り続けています。
減少した理由としては、
①子どもの数自体が減っているから。
②保育所を増やしたから。また、定員を増やしたから。
③新型コロナウイルス感染を心配して、利用を控える保護者がいたから。
保護者が育休を伸ばしたから。
などが考えられます。
ただし、全体数では減っていますが、人口増加率が高い自治体ほど、待機児童が多くなる傾向はあります。
また、共働き世帯の増加などで、今後待機児童が再び増加に転じる可能性はあります。
親が安心して共働きに勤しむことができるようう、待機児童対策は引き続き進めなければなりません。
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